代表ウィーク明け初戦でスタメンから外れる日本人選手が多い中、ホームでのサンダーランド戦に鎌田は3-4-2-1の右シャドーで先発。
現在サンダーランドは勝ち点でパレスより1点リードしているだけあって、ゾーンから素早くマンマークへ移行する堅い守備から、スピードのある前線に素早くロングボールを入れる攻撃が噛み合い、なかなかパレスは自分たちのサッカーをさせてもらえない。
パレスの攻撃陣がサンダーランドの守備に苦しむ中、1人気を吐いていたのが鎌田で、相手のマンマークを逆手に取ってダイレクトパスや正確なトラップで前線での起点になって攻撃を牽引。
前半36分には、左サイドに鎌田が流れてボランチからのパスをダイレクトで流すと、反応したピノが完全に抜け出しフリーでシュートもボールはバーのわずか左、鎌田が決定的なアシストを見せるがゴールにならない。
後半24分には選手交代で鎌田がボランチに下がる。そのすぐ後、スローインのクリアを拾った鎌田が右足でシュートもサンダーランドGKレフスの右手に弾かれる。43分にはまた鎌田がミドルもレフスが弾く。この試合はレフスが当たりまくっていたのもパレスにはアンラッキーだった。
鎌田は自分の持てるものを良く出していると思うけど、やはりプレミアで上位に行くには昨年いたエゼのように圧倒的な「個の力」が必要だなと。鎌田はそのポジションではないし、エゼの代役といえるピノがフィットしてどこまで能力を発揮できるかが鍵になりそうだ。
