現在リーグ6位で欧州戦の出場権を争っているフライブルクは、ホームで同じバーデンビュルテンベルク州にあるハイデンハイムとのダービーマッチ。フライブルクのフォーメーションは4-2-3-1で、堂安が右SHで先発。対するハイデンハイムも同じ4-2-3-1の形でスタート。
試合はホームのフライブルクがスムーズなビルドアップで試合のペースを握る。堂安はインサイド寄りにポジションを取って、再三DFライン裏を狙う動きを見せている。17分には堂安からヘラーに縦パス、そしてリターンをもらいに行ったところをギンバーに倒されイエローカード。
前半30分、堂安はSBシルディリアから縦パスを受けると、トラップで交代で入った相手SBブッシュを剥がしてドリブルを開始、ヘラーからのリターンを受けて左足でクロス、中に飛び込んだグリフォの頭にピタリと合って先制点をアシスト。
後半開始早々、堂安がバイタルでボールを受けてPAへドリブルで仕掛けるも途中でロスト。5分には堂安のパスから最後はグリフォがシュートもGKに防がれる。ハイデンハイムも8分にトラオレが股抜きミドルがゴールポストに当たり、15分にはアーリークロスからヘッドもフライブルクGKアトゥボルが弾く決定機。
25分、フライブルクが高い位置でボールを奪い、左からのクロスに堂安が左足ボレーを叩きつけるが、クロスバーに当たってゴールならず。35分に堂安が右サイドで縦突破からグラウンダーのクロスも、誰も中に飛び込まずファーに流れてしまう。そして後半40分にお役御免。
その後は後半5分のロスタイムも含めて最後までスコアは動かず、1-0でフライブルクが勝利。6位のポジションをガッチリキープした。堂安はバーに当たったシュートはもったいなかったが、終始安定したプレイぶり。単独で崩せる選手じゃないのを周りが良く理解し、ワンツーなどのコンビネーションで堂安を使おうとしてくれているのがありがたいよね。