「ヴィッセル神戸J1連覇、天皇杯との2冠を達成!」J1第38節 ヴィッセル神戸-湘南ベルマーレ

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今年もとうとう最終節を迎えたJ1リーグ。2位と勝ち点1差で首位のヴィッセル神戸は、ホームで現在3連勝中の14位湘南ベルマーレと対戦。神戸のフォーメーションは4-3-3で、3トップは大迫、広瀬、武藤の並び。対する湘南は3-1-4-2の形。

試合は神戸のハイプレスが序盤から炸裂、9分には大迫のインターセプトから武藤がシュートも湘南GK上福元が何とか触ってCKに逃れる決定機。17分にはFKからのこぼれ球を宮代が決めたかと思いきやオフサイドと、序盤から神戸が圧倒する展開。

すると前半26分に右サイドからのクロスに武藤がヘディング、これは上福元が防いだが宮代が抜け目なく押し込み神戸が先制点。しかしここで神戸は広瀬が怪我、佐々木が投入されるアクシデント。

そこからは湘南が神戸を押し込む流れになるが、逆に前半43分、GKからのフィードに大迫が頭でフリック、裏に飛び込んだ佐々木の折り返しを武藤が押し込んで神戸が追加点を決める。そして前半はそのまま神戸が2-0でリードして折り返す。

後半は互いに早くゴール前に持ち込もうとする激しい展開で始まる。8分には神戸が大迫のDFライン裏への飛び出しからシュートもバーの上。そして後半25分、酒井高徳のロングスローから大迫キープして落としたボールから、扇原が見事なミドルシュートを突き刺して神戸が優勝を決定づける3点目。

その後は湘南が押し気味に試合を進めるも、神戸は汰木、山口と投入しながら試合をまとめ、4分のロスタイムもきっちり守りきって試合終了。神戸が今シーズンを象徴するかのような試合内容で見事にJ1連覇を果たした。

大迫、武藤、酒井といったベテランがチームを引っ張り、宮代が覚醒、井手口が復活、扇原はピルロロールで再生と、吉田監督の手腕が冴え渡ってJ1では圧倒的な選手層を実現した。ベテラン陣が健在でいる限り、神戸の黄金期は続きそうである。

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