「三笘が菅原を振り切って先制ゴールも痛恨のドロー」イングランド・プレミアリーグ第13節 ブライトン-サウサンプトン

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金曜日に行われたプレミアリーグの1試合は、リーグ5位のブライトンと最下位20位のサウサンプトンとの対戦。サウサンプトンのマーティン・ラッセル監督はブライトンのユースアカデミー出身という事で、試合前にはアウェイながらサポーターに拍手を浴びていた。

ブライトンのフォーメーションは4-4-2で、2トップがウェルベックとジョアン・ペドロ、SHが三笘とリュテルという、通常よりは攻撃に主眼をおいた形。対するサウサンプトンは5-4-1の守備的な布陣で、菅原が右のWBで先発。

試合は、予想外の3バックで臨んだサウサンプトンに対してブライトンが後手を踏む展開で始まるが、7分にサウサンプトンのシュートからのカウンターで、ロングパスを菅原がカットしたものの、トラップが大きくなったところを三笘が掻っ攫ってシュート、ボールは右に外れる決定機。

9分にはリュテルが逆サイドで同じ形でシュートも決まらない。16分にはまたリュテルが右サイドからカットインシュートもゴール右ポストの当たってゴールならず。27分にはブライトンGKフェルブルッヘンのスローから三笘が抜け出そうとしたところで菅原がスライディングでカット。

すると29分、右サイドでランプディが右足でクロス、これに三笘が菅原の前に飛び込んでヘディングで押し込み、ブライトンが先制点をゲットする。サウサンプトンも前半43分にカウンターから菅原のファーへのクロスをマニングがシュートという場面を作る。その直後にも菅原のクロスにアーチャーが合わせるもゴールならず。

後半もブライトンペースの立ち上がり。6分にはセインツGKラムリーのキックミスを拾ってリュテルがシュートもDFに当たる。10分には三笘のドリブルを体で止めたハーウッド=ベリスにイエローカード。

しかしサウサンプトンも14分、自陣での菅原のインターセプトからパスを繋ぎ、アームストロングのシュートはブロックされたが、こぼれ球をダウンズが決めて同点に追いつく。ここで菅原は交代でベンチに下がる。22分にはサウサンプトンが逆転ゴールを決めたかに見えたがオフサイド。

28分には三笘のパスカットから最後はリュテルがオーバーヘッドシュートも相手に当たる。42分には三笘が絡んだ攻撃からクロスの折り返しをアヤリがボレーもバーの上。10分あったロスタイムには三笘のパスからミンテの折り返しをアディングラがシュートもセーブ。

ロスタイム10分には三笘が左サイドを抜け出しクロスもアディングラのシュートはゴールポストをかすめる。12分には三笘が倒されFKを得るが、ミンテのキックにファン・ヘッケがヘディングするもゴール右。ブライトンが最後まで攻め立てたが、そのまま1-1のドローで試合終了。

三笘は先制点を取って最後まで数多くのチャンスを作ったが、結局22本のシュートを放ちながら追加点を決められず。菅原は失点に直接絡み、5バックであまり得意な攻撃力を活かせずと、どちらにとってもほろ苦い試合になってしまった。

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