「久保が1G1Aの大活躍、ソシエダはプレーオフ圏へ浮上」UEFAヨーロッパリーグ リーグフェーズ第5節 レアル・ソシエダ-アヤックス

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ヨーロッパリーグのリーグフェーズ、4試合を経過して勝ち点4の25位とプレーオフ圏外に沈んでいるソシエダは、勝ち点10で2位に付けているアヤックスとホームで対戦。ソシエダのフォーメーションは4-3-3で、前線はオヤルサバル、ベッカー、久保の3トップ。対するアヤックスも同じ4-3-3の形でスタート。

試合はホームのソシエダが前からプレスを仕掛ける展開で始まるが、5分にエルストンドが上がったスペースを使われカウンター、久保が必死に戻るもシュートを打たれ、11分にはスチッチのバックパスがミスになって相手のシュートがポストに当たるなど、連続して決定機を作られる不安な立ち上がり。

25分にはセットプレイからこぼれたボールを久保がダイレクトシュートも相手に当たる。しかしそのあたりから中盤でのアヤックスの守備の寄せが早くなって、久保に良い形でボールが渡らなくなる。35分にはソシエダCBアゲルドがパスの出しどころに迷ってロスト、ラスムッセンに決定的なシュートを浴びてしまう。

ようやく44分に左に流れた久保から絶妙のタイミングでスルーパス、ベッカーが折り返してオヤルサバルが振り向きざまシュートもゴール左のビッグチャンス。ロスタイムにはカウンターで久保が40mのドリブル、クロスが当たって戻ったボールを右足シュートもバーの上。その後、エルストンドが怪我で退場、アランブルが入る。

後半早々、久保がドリブルで引き付けて右足クロス、こぼれ球をスビメンディがシュートも宇宙開発。前半の久保は右に張っていたが、後半からは中に入って空いたスペースをSBのアランブルが高い位置に上がってポジションを取る形が多くなる。

14分には久保が相手DFがボールを持ち上がったところで上手くスティール、そのままカットインからシュートもGKにセーブされる。逆に16分にはアヤックスがカウンターからフィッツ=イムがシュートもゴールポスト。

そして後半23分、アランブルの攻め上がりから久保とパス交換、最後はニアゾーンへ抜け出した久保が左足でトゥキック気味にクロス、これをファーに飛び込んだバレネチェアが押し込みソシエダが先制点をゲットする。

35分には久保が後ろから倒されワインダルにイエロー、37分には久保が左足クロスも相手がクリア。そして37分になってサディクとセルヒオ・ゴメスが交代の準備、また久保が下げられるかと思われたがボールデッドにならずプレイが続いた40分、久保が右サイドで相手のクリアを拾ってまっすぐゴールへドリブル、4人に囲まれながらのシュートが相手に当たってファーに決まり、ここで久保が交代。

その後はアヤックスが反撃を試みるも、ソシエダは守備に比重を高めて3分のロスタイムを守りきり、試合は2-0でソシエダが勝利。これでソシエダは一気にプレーオフ圏の16位まで浮上した。

前半の久保は孤立していたが、後半になってアランブルが攻撃をサポートするようになると、久保へのマークが分散して一気に大活躍。やはり久保にはスペースだけではなくてパスコースを与えることが重要だと再認識させられた試合だったね。

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