ミッドウィークにヨーロッパリーグを戦った12位のソシエダは、8位のオサスナとホームで対戦。ソシエダのフォーメーションは4-3-3で、3トップがオスカルソン、バレネチェア、オヤルサバルで久保はターンオーバーでベンチスタート。対するオサスナも同じ4-3-3の形。
試合はホームのソシエダが圧倒的にボールを支配するのだが、サイドまでボールを送ることは出来るが、そこから相手のマークを打開することができず、クロスを上げても中に人が足らず、ほとんどゴールの可能性が感じられない攻撃に終始。
すると前半23分にオサスナのショートコーナーからトロにヘディングを流し込まれ、先制点を与えてしまう。さらに前半33分、オサスナのカウンターからFWブディミルが横パスをトラップ、左足で冷静に流し込んで追加点。39分にはオサスナにPKもVARでノーファールの判定。
後半から、ソシエダはオスカルソンに代えて久保を投入、久保が右ウイングでオヤルサバルが1トップに入る。いきなり、カウンターで40mのドリブルからシュート、さらに3分にも右からのクロスにスビメンディがヘッドもGK正面と、いきなり攻撃で違いを見せる。
22分には右サイドでボールを持った久保からオヤルサバルにアウトサイドでのミドルパスが通るがシュートまで行けず。25分にはオヤルサバルとバレネチェア、スチッチが下がってサディク、ベッカー、トゥリエンテスが入る。
30分に久保がゴールから25mの地点で倒されFK、ブライス・メンデスのキックは大きくバーの上。ここから久保とベッカーの位置が変わって左に久保が入るが、そのせいで久保にボールが入る機会が激減する。34分にはCKのこぼれ球を久保がボレーシュートもバーの上。
43分には何故かまた久保が右、ベッカーが左になると、45分には久保のCKからブライス・メンデスが倒されPKの判定、しかしまたVARでノーファール。試合はそのまま0-2で試合終了、前半はほとんどチャンスが無かったのに、後半から久保が入ると決定機量産、明らかにイマノル監督のターンオーバーが裏目に出た結果であった。