「神出鬼没の南野、2G1Aの大活躍でMOMに選ばれる」UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ第3節 モナコ-ツルヴェナ・ズヴェズダ

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今シーズンは出場全36チームが同じリーグ戦に入り、ホーム&アウェイで8試合を戦っての上位8チームが決勝トーナメントにストレートイン、9~24位までのチームはプレーオフを2試合戦って勝ち残ったチームが決勝トーナメントへ進める形式になっている。

現在リーグアン2位のモナコは、初戦でバルサに勝利、2戦目のディナモ・ザグレブに引き分けて勝ち点4の14位で臨んだ、セルビアリーグ7連覇中のツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)とのホーム戦。

モナコのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがエンボロ、2列目がベン・セギル、南野、アクリウシェという並び。対するツルヴェナは5-3-2の形でスタート。

試合はホームのモナコが圧倒的にボールを支配する流れ。10分にはCKからケーラーが完全にフリーでヘッドもゴール左に外してしまう。14分にはカウンターで南野が抜け出すも、相手のスライディングでカットされてしまう。

スコアが動いたのは前半20分、スローインの流れからシンゴが出した縦パスをドフリーだった南野が受けてそのままゴール右に決め、一見オフサイドに見えたが相手の左SBが残っていてオンゴール、南野のCL八ゴールでモナコが先制点をゲットする。

しかし25分、ツルヴェナのFWエンディアイエがキープしたところをケーラーがスライディングで倒してしまいPK、これをエンディアイエ自身がど真ん中に蹴り込んで同点。33分には左サイドでボールを受けた南野がカットインからシュートも相手の肩に当たる。

このまま前半が終わるかと思われた前半ロスタイム4分、エンボロが南野とのワンツーを狙うも相手にカットされ、これが上手くエンボロの前に転がって流し込んだゴールが決まって2点目。直後にはFKからシンゴがフリーでヘッドもGKに阻まれ、前半は2-1で折り返す。

後半立ち上がりはモナコがボールを支配、両SBが高く上がって南野は前半より中盤に下がってボールを受けるプレイが目立つ。すると9分に、モナコCBのシンゴが唐突にロングシュートをゴール右へに叩き込んでモナコが追加点。さらに11分に右からアクリウシェのクロスをエンボロがGKと交錯しながら体で押し込むが、VARでハンドの判定。

その後も決定的な場面を何度も作りながら得点できなかったが、25分にアクリウシェが持ち込んだボールからエンボロがリターンパス、フリーの南野が難なく押し込んでモナコ4点目のドッピエッタ。28分には南野のドリブルからラストパスも相手に引っかかる。

32分にはモナコが余裕の3人交代、ロスタイム6分には相手GKからのゴールキックをクリアしたボールを南野がワンタッチでアクリウシェに流し、ドリブルで持ち込んでダメ押し5点目のゴール、そして試合終了。これでモナコはリーグ4位に浮上した。

南野は2G1A、公式のプレイヤーズ・オブ・ザ・マッチに選ばれる大活躍。ピッチのあちこちに顔を出してボールに絡む彼らしいプレイを見せてくれた。次はセリエAのボローニャ、ポルトガルのベンフィカと勝てる相手が続くので、是非とも連勝で決勝トーナメントストレートインを目指して欲しいね。

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