「日本とサウジがドローで、グループ首位独走は変わらず」北中米W杯アジア3次予選　第4節　各グループの状況

さて北中米アジア3次予選も第4節が終了、だいたいどこのグループも上位勢と下位勢がはっきり分かれてきましたね

グループAは、2強のウズベキスタンとイランがともにきっちり勝利して勝ち点10、3位とは既に勝ち点6差で、ほぼW杯ストレートインが見えてきました。3位以下は混戦で、まだまだ4次予選の行方は分かりませんが、キルギスにまで負けた北朝鮮はここまで勝利無しと元気が無いですね。

グループB、韓国とイラクの首位直接対決はホームの韓国に軍配。エースのソン・フンミンが怪我で心配されましたが、あまり守備しないソン・フンミンがいないほうが韓国は強いのでは（笑）。ヨルダンはオマーンに大勝して2位に浮上。まだまだW杯ストレートイン争いはもつれそうです。

そしてグループC。ドローに終わった日本とオーストラリアの試合から1時間後に始まった、中国対インドネシアの試合は、中国が最後にインドネシアの猛攻を受けながらも前半に稼いだ2点を守りきって、見事に今大会初勝利。4次予選進出に向けて望みが出てきました。そして未明に行われたサウジ対バーレーンはスコアレスドローに終わり、日本と2位グループの差は5のまま変わらず。

逆に2位グループはオーストラリア、サウジ、バーレーンの3チームが勝ち点5で並ぶ大激戦、バーレーンの健闘が光っています。インドネシアと中国は勝ち点3で並ぶ状況、インドネシアは初の敗戦、これで日本に負けてしまうと4次予選も苦しくなるので、次の試合は攻撃的に来てくれるんじゃないかと思います。

次の試合は1ヶ月後の11月14日のインドネシア戦、19日の中国戦とアウェイが続きます。海外組にとっては厳しい環境ですが、きっちりコンディション良く臨んでいただきたいものですな。