「チームは勝利も、上田はPK失敗に決定機でシュート出来ず」UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ第2節 ジローナ-フェイエノールト

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今期から大きく大会のレギュレーションが変わったチャンピオンズリーグ。まずは36チームで構成されたリーグフェーズが行われ、クラブランキングによって9チームずつに分けられた4つのポットから2チームずつが選出され、1つのポットの対戦相手とはそれぞれホーム&アウェーで試合をする。

第2節はラ・リーガで現在12位のジローナと、上田が所属するフェイエノールトとの対戦。第1節のレヴァークーゼン戦を0-4の完敗でスタートしたフェイエノールトは、エースのヒメネスが怪我で欠場、上田が4-3-3の1トップで先発、対するジローナは4-4-2の形。

いきなり前半6分にジローナがPA内からシュートを放つが、フェイエGKヴェレンロイターがしっかりセーブ。その後はフェイエがボールを保持するが、上田が細かく動き出してもボールがなかなか出てこない。15分にようやく裏抜けにボールが出るが相手がカット。

すると前半20分、ジローナのCKからヘッドはライン上でブエノがクリアしたが、そのボールを押し込まれて先制点を許す。が、23分にフェイエのFKからティンバーがヘッド、これが相手DFに当たってオウンゴール、フェイエがすぐ同点に追いつくと、33分にはフェイエが高い位置でパスカット、ワンタッチパスに抜け出したミランボが決めて逆転。

そして35分、ジローナGKガッサニーガが目の前に何気なく出したパスをティンバーがカット、マルティンの足が絡んでPKの判定。キッカーは上田だったが、ファーに蹴ったコースが甘くてガッサニーガに防がれ痛恨の失敗。

後半3分、カウンターから上田にパスが通るが、トラップからカットインしようとしてDFに阻まれシュートまで行けず。後半6分、右からジローナのクロスがオウンゴールになったかと思われたがオフサイド。しかし21分、ブライアン・ヒルのクロスをフェイエGKヴェレンロイターがファンブル、拾いに行って相手を倒しPK、しかし今度はジローナが失敗する。

上田が後半26分に交代した直後、ジローナは左サイドからダンジュマが3人に囲まれながらドリブル突破、折り返しをファン・デ・ベークが押し込んで同点。しかし34分、左サイドでパスを繋ぎ、ニアゾーンに飛び込んだロトンバの折り返しにカランサが飛び込み、競った相手の足に当たってオウンゴール、フェイエが勝ち越しに成功する。

その後はジローナが猛攻、CKからストゥアーニの決定的なヘッドもあったが、ヴェレンロイターがファインセーブ、フェイエがそのまま逃げ切って2-3で勝利、今期CL初勝利となった。

ただ、上田についてはPK失敗に加えてカウンターの絶好機にシュート出来ずと、あまり良いところは無かった。代表のようなコンパクトな布陣ではなく、ワイドに攻めるチームで選手間の距離が遠いフェイエノールトでは、絶対的なフィジカル能力が無いと1トップはかなり厳しい。何とか壁を超えられればいいのだが・・・

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