現在4試合負けなしと好調なスタッド・ランスは、今節はアウェイで最下位のアンジェと対戦。アンジェのフォーメーションは4-2-3-1で、ランスはいつもの4-3-3、1トップがディアキテ、両ウイングが中村敬斗、伊東純也の先発。
試合はホームのアンジェが立ち上がりからハイプレスを仕掛けるが、ランスは上手くパスでいなして相手のペースに持ち込ませない。すると前半9分、CBキブレからのパスに中村がセンターへ抜け出し、胸トラップから右足で流し込み、3試合連続のゴールでランスが先制点。
伊東純也も、13分にダイレクトパスから右サイドを抜け出しシュートも、ポストの左に外れてしまう。15分にもキプレからディアキテが完全に抜け出すが、シュートはバーの上。しかし25分、中村のクロスが流れたシーンから、ディアキテのパスに右SBブタがサイド突破、折り返しをアンジェGKフォファナが足で防いだボールを伊東が押し込み追加点。
34分には中盤に下がった伊東から中村の飛び出しにパスが通るが、タイミングが合わずシュートはボテボテでGKが処理。その後は伊東も中村も低めのポジションで守備重視、43分には中村がアルカスを引っ張ってしまってイエローカード。ロスタイムにはランスがカウンターから中村のラストパスをムネツィがシュートもフォファナに防がれる。
後半立ち上がり、中村が絡んだ攻撃でチャンスを作ると、6分には中村が受けたファールから伊東のFKもボールが流れてゴールならず。10分にはカウンターからムネツィがフリーでシュートも上手くヒットせず。14分には中村が右足で巻いたシュートもわずかにバーの上。
中村は後半24分にお役御免、ランスは後半34分に交代で入ったディアコンがカットインからシュート、フォファナがこぼしたボールにムネツィが詰めてようやく3点目。38分には伊東が下がり、その直後にアンジェに1点を返され、その後も猛攻を受けたがそのまま1-3で試合終了。
伊東と中村のアベックゴールで快勝、気が早いけどスタッド・ランスはCL予選圏内である4位に浮上。チャンスの数を考えたらもっと点が取れて良かったぐらいの差があり、決してフロックの順位ではない。このままシーズン終わりまで突っ走って欲しいところだね。