「伊東アシスト中村ゴールのホットライン」フランス・リーグアン第5節 スタッド・ランス-パリ・サンジェルマン

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現在リーグ6位のスタッド・ランスは、首位のPSGとホームで対戦。ランスのフォーメーションは4-3-3で、中村敬斗が左ウイングで先発復帰、伊東は右のウイングでスタメン。対するPSGも同じフォーメーションでスタート。

試合は圧倒的にPSGがボールを支配、攻撃時は左SBのベラルドが高い位置に上がった3バックのような形で攻め、ランスは守備時には4-4-2のブロックを組んでコンパクトに守る。

しかし前半10分、ディアキテのポストプレイからターンして右サイドに上がった伊東に展開、早いタイミングでのクロスを中村がマルキーニョスと競り合い、こぼれたボールを右足で決めてホームのランスが先制する。

14分にはカウンターから中村が左サイドに飛び出してクロスも、伊東には届かず。19分にはカウンターから伊東がダイレクトでクロスもディアキテのシュートは上手くヒットせず。その後はPSGがイ・ガンインのシュートなど何度もランスゴールを攻め立てるが、GKディウフを中心に何とか防ぐ。

それでもランスは、30分に伊東のクロスは中村に惜しくも届かず、32分にも伊東が右サイドで股抜きから2人をぶち抜いて突破、37分には中央を伊東がドリブル、3人で囲んで最後はパチョが倒してイエローカードと、1人でPSGに脅威を与える伊東。

後半から、PSGはドゥエが左WB、ザイール・エメリが右WB、前線をコロ・ムアニ、バルコラ、イ・ガンインにした3-4-2-1のフォーメーションに変更。これで中村、伊東が下がらざるを得なくなりさらに厳しい展開。それでも18分に伊東がアーリークロスもGKがキャッチ。

PSGは後半20分にデンベレを投入、すると早速23分に左サイドからのクロスがファーに流れ、飛び込んできたデンベレが角度の無いところから合わせてPSGが同点。後半33分には中村が交代で下がる。

ランスは交代で入ったカドラが怪我で下がるなどのアクシデント。ロスタイムにはランスがカウンターからサンギがフリーでシュートも残念ながら枠を捉えられず、ランスはせっかくの決定機をものに出来ない。

試合はそのまま1-1で試合終了。内容からすると完全にPSGの試合だったが、数少ないチャンスを中村が決めての貴重な勝ち点1となった。伊東も完全に攻撃の主軸、味方もまずボールを奪ったら伊東にボールを預けるなど信頼感も随一、全然ビッグクラブにいてもおかしくないと思うんだけど、本人に欲が無いのかね~。

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