「せっかくマンUがくれたプレゼントを無駄にして惨敗」イングランド・プレミアリーグ第4節 サウサンプトン-マンチェスター・ユナイテッド

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ここまでの3試合を全敗で勝ち点ゼロのサウサンプトンと、1勝のみで勝ち点3のマンUという、どちらも調子が出てない同士の対戦。

結局アジア予選で起用されず悔しい思いをした菅原は4-4-2の右SBで先発。マンUは4-2-3-1で1トップがザークツィー、2列目がラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、トラオレの並び。

ここまで無謀なポゼッションサッカーを展開していたサウサンプトンだが、この試合は完全にリアクションサッカーに変貌、菅原は守備時にPAの幅でDF4人と歩調を取ってラインを作り、ほとんど前に出てひとに付く事が無い。

10分ごろになると、サウサンプトンが徐々にマンU陣内でプレイする時間が増える。が、基本的にあまり無理せず慎重なスタンスは崩さない。24分にはサイドを飛び出した菅原が自分で中へ出したボールに追いついてのシュートはデリフトがギリギリでクリア。28分にも右からのFKにウゴチュクがフリーになるもヒットせず。

しかし30分、菅原のパスを受けたディブリングの切れ込みに対して、ダロトがスライディングタックルでPKの判定。キャメロン・アーチャーのキックはオナナがセーブ、サウサンプトンは絶好のチャンスをものに出来ない。

逆に35分、ショートコーナーからのクロスでサウサンプトンの選手が残ってオフサイドが取れず、デリフトにヘッドを決められマンU先制。さらに42分、ラッシュフォードがカットインからコースに流したシュートが決まってマンUが追加点。

後半は菅原が最初から守備でガンガン前に当たる形を見せる。27分にはドリブルで切れ込むも途中で倒される。しかし34分、サウサンプトンDFスティーヴンスが足裏タックルで一発退場、これでもはや勝負あり。ロスタイム6分にはガルナチョがダメ押しの3点目を決めて0-3で試合終了、サウサンプトンは開幕から4連敗となった。

せっかくマンUがプレゼントしてくれたPKをあっさり失敗、DFラインは毎回誰かが残ってオフサイド取れず、しまいには退場者と、サウサンプトンは4-4-2の現実的なカウンターサッカーに変更してもこれでは全く意味がない。菅原とディブリングだけは、個人残留を目指して頑張るしか無いな。

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