「伊東純也の復帰を祝う7点花火大会」北中米W杯アジア最終予選 グループC 日本-中国

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過去2大会連続で、最終予選の初戦を落としている鬼門の試合だったが、蓋を開けてみれば7-0の大勝で絶好のスタートを切る形になった。

日本のスタメンは、GK鈴木、CB町田、谷口、板倉、MF三笘、守田、遠藤、堂安、シャドーが南野、久保、1トップが上田の3-4-2-1フォーメーション。対する中国は4-4-2でスタートした。

中国は試合開始直後こそ、高い位置からプレスをかけて真っ向勝負に来たかと思われたのだが、監督の指示なのかすぐに自陣で3ラインブロックを作る形に収束。しかも2トップは日本のDFにプレッシャーをかけず、守田と遠藤の前にポジションを取るだけの守備。

イヴァンコビッチ監督からすると、日本の縦パスを警戒していたのかもしれないが、おかげで町田と板倉が楽にボールを持てるようになり、中国が三笘のサイドに寄せてブロックを作っていたので、右サイドのスペースに久保が流れてボールを受け、溜めて中国のゾーンをPA内まで引き寄せる事で、日本がカウンターを受ける危険が激減してしまった。

日本が久保のCKから遠藤のヘッドで先制してから、しばらく攻撃のコンビネーションが合わずに攻めあぐねていたが、前半ロスタイムに堂安のクロスを4バックの大外から飛び込んだ三笘が追加点、1点差ならまだ分からなかったが前半のうちに2点目を取れた事で、試合のモメンタムは完全に日本のものとなった。

後半に、中国は遅ればせながら5-3-2のフォーメーションに変更して両サイドを埋めに来たが、全く反撃する意思を見せず。むしろ中盤が3枚になった事で南野がその横のスペースでボールを受けられるようになり、今度は左サイドのコンビネーションが生まれるようになり、あとは日本がやりたい放題で、森保監督は伊東純也の復帰と高井の代表キャップデビューまで飾る舐めプ、そして終わってみれば7-0。

まあそれだけ日本と中国に力の差があったのかもしれないが、最後までイヴァンコビッチ監督がどうやって日本に勝とうとしていたのか良く分からない試合だったね。ただ日本も大勝したとは言え、クラブで出場機会に恵まれていない上田、7点目を決めたけど終始プレイが単調でキック精度が悪かった久保と、調子が上がってない選手が気がかりではある。

さて次の試合はすぐ4日後、対戦相手のバーレーンはオーストラリアホームの初戦を勝利して勢いに乗っているだけに、勝って兜の緒を締めて臨んでいただきたい。

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