「鈴木彩艶はパルマでどう変わったのか」イタリア・セリエA第1節 フィオレンティーナ-パルマ

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今期からセリエAの昇格組であるパルマに移籍、セリエA開幕戦で早速スタメンで先発した鈴木彩艶。既に1週間前の試合だし、ひとまず試合の流れは置いといて彼が関与したプレイを中心に箇条書きにしてみる。

前半6分、相手のロングボールにPA外へ飛び出してクリア。
前半7分、ミドルシュートに対してパンチングかハンドオフか中途半端なプレイ。
13分、CKに飛び出してパンチングしに行くも、ボールに触れず味方DFがヘディングでクリア。

18分、左からグラウンダーのクロスを右手で触り、こぼれ球のシュートは足で防ぐ。
20分、左からのミドルシュートをキャッチ。
23分、鈴木のフィードが左サイドに通り、中で折り返したボールをデニス・マンが左足で決めてパルマが先制。
25分、左からシュート性のクロスを鈴木がキャッチ。
38分、鈴木の70mフィードが通るもラインを割る
43分、CKからの浮き球に飛び出して手には当てたがキャッチ出来ず、シュートはパンチングで前に弾く。
64分、相手のロングボールに飛び出してPA内でキャッチ。
67分、マンドラゴラの強烈なミドルを倒れ込みながらキャッチ。
71分、CKに飛び出してパンチング、こぼれ球を拾われミドルシュートも枠外。
74分、相手の長めのパスにCBチルカーティがカバーに入り、鈴木が飛び込んでキャッチするが、滑ってPA外に出てしまってハンドの判定。
75分、PAの右すぐ外の位置からビラーギに直接決められ同点、鈴木は予測が出来ていなかった。
83分、フィオレンティーナのポングラチッチが2枚目のイエローで退場。
ロスタイム4分、カウンターからドドーがPA内へドリブル、少しボールが流れた隙を逃さず飛び出してキャッチ。

シント・トロイデンで実績を残してパルマに移籍した事で、どれだけ成長したか楽しみだったが、ぶっちゃけアジアカップの時からそんなに変わってないかなと(笑)。

シュートに対する反応は悪くないし、足技や技術、フィードの距離は世界レベルだと思うが、キャッチング・パンチング・ハンドオフの使い分けの判断が怪しいし、ハイボールに対するコーチングやポジショニングはまだ未熟。逸材だけど荒削りという評価は変わらないなと。

まあGKには厳しいイタリアで先発を勝ち取っているのは、将来性を含めた高い評価の現れだし、これから練習で鍛えられて経験を積んでいけばきっと化けてくれるはず。頑張ってほしいね。

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