「三笘のアシストで先制、三笘が抜けたおかげで決勝点」イングランド・プレミアリーグ第2節 ブライトン-マンチェスター・ユナイテッド

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どちらも開幕戦を勝利を飾って勢いがあるチーム同士の対戦。ホームのブライトンは4-2-3-1で、1トップがウェルベック、2列目が三笘、ジョアン・ペドロ、ミンテと攻撃陣は開幕戦と同じメンバー。マンUも同じフォーメーションで、1トップがブルーノ・フェルナンデス、2列目がラッシュフォード、マウント、トラオレという並び。

試合はどちらもあまり攻め急がず慎重な立ち上がり。どちらも攻撃よりもプレスを仕掛けるほうを優先している状況。11分にはブライトンがパスカットからジョアン・ペドロが初シュートもミートせず。直後にロングボールからのクロスにディアロがフリーでシュートも枠外、マンUが決定機を逃す。24分にもFKからカゼミロがフリーでヘッドもまた枠外。

30分、ずっとマンUの右SBマズラウィのマークを受けていた三笘がボールを持ったが、サイドで仕掛けたところで止められる。しかし32分、右からジョアン・ペドロがアーリー気味のクロス、これが三笘まで流れて折り返しをウェルベックが押し込み、三笘のアシストでブライトンが先制。

その後はマンUが猛攻を見せるも、ラインコントロールでオフサイドの罠に引っ掛け、ペースを何とか取り戻す。前半終了間際に三笘の上手い落としからヒンシェルウッドがフリーでボールを持つが、雨で滑ってチャンスをフイにする。そのまま1-0で前半折り返し。

後半からマンUはマウントに代えてザークツィーを投入、トップに入ってブルーノ・フェルナンデスがトップ下に落ちる。後半6分にジョアン・ペドロのパスカットからのスルーパスにミルナーが足を出すも、ゴール前でギリギリクリアされる。10分にもミンテのクロスにウェルベックがヘッドもGKオナナがキャッチ。14分には左からのFKにウェルベックがヘッドもクロスバー。

マンUは16分に、右サイドでスルーパスを受けたディアロがカットインからシュート、これがオウンゴールとなって同点に追いつく。さらに26分、マンUがカウンターからゴールを決めたがザークツィーがボールを触ってしまいオフサイド。

ブライトンは30分にPAすぐ外でFKを得るが、ギルモアのキックは壁に当たる。34分にブライトンはウェルベックに代えてエンシソを投入。後半45分に三笘とミンテ、ギルモアが下がる。後半ロスタイムに入ってもエンシソのミドルは枠に飛ばず。

このままドローで終わるかと思われたが、CKからの展開からアディングラのクロスにフリーになっていたジョアン・ペドロがヘディングで押し込み、劇的な勝ち越しゴールを決めて試合終了、ブライトンが2連勝で暫定リーグトップに立った。

マンUは、三笘のほうを重点的にマークし、逆サイドのミンテにはボールを持たせる策を打ってきたが、ミンテは判断の悪さ、ボール離れの悪さを露呈、マンUのプランが当たったかに見えたが、選手交代で両者が下がったとたんに戦術的な約束事が崩壊したのは苦笑するしか無かったね。

とは言え、今後は他のチームも同様のプランを取るであろう事を考えると、ミンテのプレイIQが向上しない事には三笘が活躍する場面は増えないだろう。ブライトン躍進の鍵は、三笘以外の選手が握っている。

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