「浅野が攻守で奮闘、新銀河系軍団レアルを追い詰める」スペイン・リーガエスパニョーラ第1節 マジョルカ-レアル・マドリー

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今期から浅野が加入したマジョルカの開幕戦は、ホームで新銀河系軍団のレアル・マドリーと対戦。マジョルカのフォーメーションは4-3-3で、浅野は右ウイングで先発。対するレアルは4-2-3-1で、1トップがエムバペ、2列目がヴィニシウス、ベリンガム、ロドリゴの並び。

試合はホームのマジョルカが果敢に攻め込む展開でスタート、前半6分までに2本のシュートを放ってクルトワが大忙し。レアルはプレスの強度は強くなく、明らかに最初は省エネモード。10分ぐらいからマジョルカの勢いが落ちてレアルがボールを支配する。

早速前半13分、レアルは左サイドの密集から細かくパスを繋ぎ、ヴィニシウスのヒールパスをロドリゴがカットインからファーに決めて先制点をゲットする。その後もマジョルカが押される中、24分にカウンターから初めて浅野が前を向いたが、クロスは流れて味方と合わず。

そこからもレアルペースが続く中、42分に浅野が右サイドから長い距離を走ってピッチを斜めに横断、マークのメンディを振り切って折り返したボールをクルトワが弾き、ムリキが詰めたがクルトワに防がれる惜しいチャンス。前半はそのまま0-1で折り返す。

しかし後半7分、マジョルカはCKからムリキがファーで合わせて同点ゴール。レアルも17分にエムバペがカットインからニアにシュートも、マジョルカGKグライフが良く反応してシュートをストップする。ここでレアルはチュアメニに代えてモドリッチを投入する。

レアルは25分に、右からのスルーパスに抜け出したエムバペがシュートもまたGKグライフが防ぐ。後半27分にはマジョルカも、浅野とダルデルが下がってラリンとモルラネスが入る。

終盤はマジョルカが自陣で守りを固めて勝ち点1を狙う展開。レアルも42分にギュレル、ルーカス・バスケス、ブラヒム・ディアスを投入。44分にはカウンターからアントニオ・サンチェスがフリーでシュートも枠外。

後半ロスタイムは5分あったが、7分にメンディが膝裏へのタックルで一発レッド。マジョルカは最後までしっかり守りきって試合終了。マジョルカとレアルの力量差を考えると、殊勲とも呼べる価値あるドローだった。

久保が在籍していた時はマジョルカのカウンターサッカーに合わせるのが大変そうだったが、運動量とスピードを兼ね備えた浅野のプレイスタイルは完璧にフィットしている。もうちょっとクロスの精度が欲しいところだが、今更贅沢な望みか。ムリキも以前に比べると頼もしくなったし、ソシエダよりもよほど期待できそうだ(苦笑)。

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