「平河を代償にパラグアイが自滅、日本は思わぬ大勝スタート」パリ五輪サッカー男子 グループD 日本-パラグアイ

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昨日から始まったパリ五輪サッカー男子のグループリーグ。グループDの日本は初戦で南米王者のパラグアイと対戦。

日本のスタメンはGK小久保、DF大畑、木村、高井、関根、中盤が藤田、三戸、山本、3トップが斉藤光毅、細谷、平河の4-3-3。対するパラグアイは4-2-3-1のフォーメーション。

試合は日本がボールを保持する展開、5分にはCKから関根がニアでヘッドも相手GKがファインセーブ。その後も日本はボールを持たされる展開が続いたが、19分に斉藤からオーバーラップした大畑にスルーパス、ライン際からの折り返しを受けた三戸がDFの股間を抜いてニアへゴール、日本が先制する。

そして24分、平河がアフターで相手に足裏で踏まれてパラグアイのヴィエラが一発レッドの判定。パラグアイは4-4-1の形に変更、日本はCBと藤田が比較的楽にボールを持てるようになるが、33分には足を踏まれた平河が退場するアクシデント、代わりに佐藤が右ウイングに入る。

7分あった前半ロスタイムに、日本はショートカウンターから佐藤がシュートもコースはGK正面でセーブされ、そのまま1-0で前半を終了する。

後半からパラグアイは前からプレスをかけて来て、5分に高井が相手との競り合いに負けてファールで倒しイエローカード。日本はDF裏に生まれたスペースを使う場面も増え、9分には関根のクロスからシュートが決まったかに見えたがオフサイド。13分には相手の出足に遅れた関根がイエロー。

すると後半18分、パラグアイが交代でフォーメーションを攻撃的な4-2-3に変更した直後、PA内でボールを受けた斉藤がドリブルで縦へ抜け出しクロス、三戸がヘディングで押し込み日本が大きな追加点。さらに24分、佐藤の折り返しを斉藤が流し、山本がゴール右に決めて3点目。

28分に、日本は山本、斉藤、三戸が下がって川崎、荒木、藤尾が入り、佐藤が左ウイングに回る。30分に大畑のバックパスが相手へのスルーパスになるピンチも、何とか小久保が戻って防ぐ嫌なミス。36分には大畑が下がって西尾が入る。

さらに36分には荒木のFKから藤尾がヘディングでゴールを決めると、42分にはショートカウンターで細谷のスルーパスに藤尾が抜け出し、GKとの1対1を冷静に決めて5点目、これで完全に勝負あり。

しかしパラグアイは変に気持ちが空回りしたのかプレイが汚すぎたね。平河へのファールは完全な一発レッドで、まさに自滅という言葉がふさわしかった。日本もこれまでの試合と比べると決定力があり過ぎて、この試合は良い意味で忘れたほうが良い。次のマリ戦に集中である。

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