「鎌田はボランチでパス成功率97%、最下位相手に快勝」イタリア・セリエA第32節 ラツィオ-サレルニターナ

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今節のラツィオは、現在わずかリーグ2勝でダントツで最下位を独走、今期4人目のコラントゥオーノ監督が率いるサレルニターナと対戦。

ラツィオは3-4-2-1のフォーメーションで鎌田はボランチで先発、3トップはカステジャーノス、ルイス・アルベルト、フェリピ・アンデルソンの並び。対するサレルニターナも同じ3-4-2-1のマッチアップ。

序盤はサレルニターナが攻め込んだが、すぐにラツィオが盛り返す。早速7分にフェリペ・アンデルソンが右サイドでボールを奪ってドリブル、カットインから上手く流し込みラツィオが早速先制点。

さらに14分にはCKで相手の手にあたったボールをベシーノが押し込んで追加点。しかしサレルニターナも、15分にイクエメシの折り返しをチャウナが打点の高いヘディングを決めて1点を返し、その後もサレルニターナが勢いを見せる。

しかし前半35分、ラツィオはサレルニターナゴール前でパスを繋いで、最後はDF裏にスッと入り込んだフェリペ・アンデルソンがファーに流し込み、ホームのラツィオが3点目を決める。

後半5分、鎌田がこの試合初めて中央へ攻撃参加、鎌田からのラストパスを受けたフェリペ・アンデルソンがシュートもバーの上、アシスト未遂に終わってしまう。14分には相手のスルーパスを鎌田がスライディングでカット。

その後はラツィオが選手を交代しながら試合をコントロール。後半35分にカスタジャーノス、ルイス・アルベルトが下がって鎌田が右のシャドーに移り、何度か鎌田らしい繊細なボールタッチを見せる。そして42分に高い位置でボールを奪ってイサクセンが4点目を決めてダメ押し。

後半ロスタイムには鎌田が前線に飛び出し、ロングボールを拾ったが2人に囲まれシュートへ行けず。そしてそのまま試合は4-1で終了。まあ相手が弱すぎたとは言え、ラツィオが3試合ぶりの勝利を飾った。

鎌田はボランチでボールタッチが79回にパス成功率が97%を記録。数字上はかなりのものだが、実際にはローリスクな横パスやバックパスが多くてあまり鎌田の良さは出てないかな。シャドーの位置で使ってほしいが、トゥドール監督がシンプルなパス回しを好んでいるみたいなので、当面はボランチでの起用がメインになりそうだ。

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