「遠藤はまさかのフル出場、ケレハーとヌニェスの活躍で大勝」UEFAヨーロッパリーグ ベスト16第1レグ スパルタ・プラハ-リバプール

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怪我人続出でもカラバオカップ決勝、FAカップ、プレミアリーグの激務をこなしているリバプールは、プレミアの天王山マンチェスター・シティ戦を3日後に控えてのヨーロッパリーグ。

ベスト16の相手はチェコリーグで首位を走っているスパルタ・プラハで、この試合はアウェイでの第1戦。スパルタ・プラハのフォーメーションは3-4-2-1で、リバプールは4-3-3、前線はガクポ、ヌニェス、ルイス・ディアスで、遠藤はマカリスターとエリオットで中盤を形成。CBのファン・ダイクはベンチスタート。

序盤はホームのプラハがリバプールの中盤にマンマークでプレスをかけ、遠藤には1トップのクフタがカバーしてビルドアップを阻害しにかかる。しかし前半5分、DFソーレンセンの持ち出しをマカリスターが死角から飛び込んでカット、ソーレンセンがたまらず足を引っ掛けてPK。マカリスター自身が決めてリバプールが先制。

15分にはプラハがスローインからのカウンターでクロスからフリーでシュートを打たれたが、ケレハーが弾いてジョー・ゴメスがライン際でクリア、何とか命拾い。20分にも右サイドを破られたがコナテがお尻でブロック。すると25分に、ヌニェスが理不尽ドライブミドルを叩き込んでリバプールが追加点。

遠藤は35分にCKから流れたボールにジャンピングボレーも大きく外す。直後には中盤でボールを奪ったプラハがシュート、ケレハーが防いだこぼれ球にビルマンチェヴィッチが飛び込むもゴールに押し込めず、プラハはまたも決定機に決められない。逆にロスタイム、右に出したボールにヌニェスが流れてボレーをゴール左隅に決めて3点目、そして前半終了。

後半開始早々、プラハが右サイドを破って折り返しがブラッドリーの足に当たってオウンゴール、さらに直後にはまたプラハが右からの攻撃、最後はケレハーが防いだがコナテが怪我のアクシデントでファン・ダイクが投入される。

1点を返されたリバプールだったが、8分に右からのパスにエリオットが繋いでルイス・ディアスがシュート、これが相手に当たってコースが変わりゴールイン。その後はリバプールが少しラインを下げて待ち構える形になり、プラハもボールは持つのだが速攻が仕掛けにくくなって膠着状態。

後半39分に、交代で入ったサラーがゴールを決めたかに見えたがVARでオフサイドの判定。しかし後半ロスタイムに左サイドを抜け出したソボスライがカットインからGKの足に当たって入るゴールを決めて試合終了。枠内シュート数は7対11と、チャンスの数自体は点差ほどじゃなかったが、決定力の差が段違いだったね。

遠藤は怪我明けなのに文字通りスパルタのフル出場。危ないミスもあったし後半は疲れが見えていたが、プレイの安定感はほぼ戻っている印象。中2日で大一番のシティ戦だが、おそらく先発しそうな様子である。

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