「久保が同点ゴールに絡むも、アギーレ監督の策に嵌って敗退」コパ・デル・レイ準決勝 第2レグ レアル・ソシエダ-マジョルカ

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コパ・デル・レイ準決勝、マジョルカホームでの第1戦を0-0で折り返し、ソシエダホームでの第2戦。ソシエダは4-3-3のフォーメーションで、前線はアンドレ・シウバ、ザハリャン、久保の並び。対するマジョルカは5-3-2の形。

マジョルカは5バックでコンパクトに守り、久保には相手WBのコペテが激しくマーク。1トップのアンドレ・シウバはボールロストを繰り返して全く前線で基点が作れない。むしろソシエダがミスからマジョルカにカウンターを食らって危ないシーンを作られる前半。

前半21分にはコペテが久保を引っ張ってイエローカードを受けるが、その後もスッポンマークを貫き、久保はほとんどフリーでボールに触れず。その後もシュートは全く無かったが、久保のスルーパスからスビメンディが飛び出しクロス、これが相手の手に当たってPKの判定。しかしブライス・メンデスのキックは正面で、GKドミニク・グレイフが足で止めてゴールならず。

後半からソシエダはアンドレ・シウバからベッカーに交代。しかし後半5分、スローインから左サイドを崩されクロスをファーに飛び込んだジョバンニ・ゴンザレスがフリーでヘディングを決め、マジョルカが先制する。

そこからはベッカーに長いボールを集め、ソシエダが徐々にリズムを作れるようになる。18分にはザハリャンに代えてオヤルサバルが1トップに投入、ベッカーが左ウイングに移る。すると26分、ブライス・メンデスと久保がワンツー、ラストパスをオヤルサバルがきっちり決めて同点。

その後はソシエダがボールを支配するも、マジョルカもゴール前での集中力を保って守りきり、試合は延長戦に突入。延長5分にPA角からのクロスをメリーノがヘッド、こぼれ球のシュートがサム・コスタの腕に当たったように見えたがノーファール。

延長後半間近には、久保とメリーノが下がってサディクとオラサガスティが入る。しかし久保がいなくなったソシエダは全く相手のPA内にボールを入れられなくなってしまう。そしてそのまま120分が終わってPK戦へ。ソシエダは最初のキッカー、オヤルサバルが失敗。対してマジョルカは全て右に決めてPK戦で勝利、マジョルカが決勝進出を決めた。

久保は終始コペテのマークを受けながらも、ボールが入ればかなりの確率でチャンスを作り出していたのだが、来週に控えたCLも考えてか延長で交代。そこからは全くチャンスが作れず、PK戦を狙っていたアギーレ監督の策にハマってしまった。まあこの試合はマジョルカを褒めるしか無いね。

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