怪我人が続出のリバプールは、アジアカップから戻った遠藤が早速4-3-3のアンカーで先発。対するバーンリーは4-4-2のフォーメーション。
試合の序盤はアウェーのバーンリーペース。リバプールはビルドアップ時に遠藤のポジションがバーンリーの2トップにカバーされてビルドアップがスムーズに行かず、アジアカップの日本のようにミスからショートカウンターを浴びる展開。
前半の流れとしてはバーンリーだったが、前半32分にリバプールのCKでバーンリーGKトラフォードが飛び出してボールに触れず、ジョタがヘディングを決めてリバプールが先制する。バーンリーも、前半45分にCKからオシェイがヘディングをコースに決めて同点。
リバプールは後半からアレクサンダー=アーノルドに代えてエリオットを投入、マカリスターがボランチに下がり、カーティス・ジョーンズが右SBに入た4-2-3-1にフォーメーションを変更する。
これでマイボール時に遠藤が下がって3バックを形成、SBが上がり気味になってバーンリーの守備を広げにかかる。すると早速後半7分に、遠藤の守備から右に流れたエリオットがクロス、ニアに飛び込んだルイス・ディアスが頭で押し込みリバプールが追加点。
16分には遠藤のパスカットから左へ展開、クロスをジョタがボレーも左に外す。逆に19分、バーンリーはGKからのキックをクアンサーがクリアミス、そのままフォファナが抜け出すもリバプールGKケレハーが前に出て防ぐ。21分にもDF裏に抜け出されシュートも右に外れるなど、連続して決定機を作られる。
しかし後半34分、リバプールはCKから流れたボールをエリオットがクロス、これをヌニェスが流し気味のヘディングを決めてリバプールが3点目、あとはリバプールがしっかり試合をコントロール、ロスタイムには遠藤ら3人が下がってお役御免、そして試合終了。
遠藤はアジアカップから復帰して即先発。前半はアンカーのポジションで相手に狙われ苦戦したが、後半からダブルボランチになってからはマカリスターと連携して幅広く動いて攻守に躍動、しっかり勝利に貢献した。
どっかのアジアで惨敗した代表とは違って、リバプールはハーフタイムでアレクサンダー=アーノルドを下げる大胆な采配、戦術を修正して勝利につなげるあたりはさすがだったね。