「ハーランドとウーデゴールがいても予選落ち」EURO2024予選 グループA ノルウェー-スペイン

スポンサーリンク

ユーロ予選のグループAは、何と首位がスコットランドでスペインが2位に付ける展開。ハーランドとウーデゴール率いるノルウェーは3位と崖っぷち、ホームでのスペイン戦は絶対に勝利が必要な状況。

ノルウェーは4-1-4-1のフォーメーションで1トップがハーランド、ウーデゴールが右のインサイドハーフに入る。対するスペインは伝統の4-3-3、前線はモラタの1トップに、アンス・ファティとフェラン・トーレスの両ウイング。

試合はスペインがアウェイながらボールを保持する展開。ノルウェーは自陣に4-5-1のブロックを作ってひたすら守って耐えると、15分ごろから少しずつカウンターの形を作れるようになる。

前半19分、スペインはサイドチェンジでノルウェーの守備を広げてから、カルバハルがアーリークロス、ノルウェーCBストランベリが戻りながらクリア、こぼれ球をモラタが押し込んだかに見えたがVARでオフサイドの判定。28分にはカルバハルのボレーシュートもゴール左。

ノルウェーは、31分にハーランドのポストからカウンターのチャンスに、ルノルマンがハーランドを抱えてイエローカード。逆に40分、ノルウェーGKニーランのミスキックをフラン・ガルシアに拾われ、リエルソンが倒してイエローカード。

42分に、左サイドをベルゲがスルスルとドリブル、フラン・ガルシアのクリアをハーランドがシュートも、ラポルトの体に当たるノルウェー最大の決定機。45分にはロドリが強烈なミドルもゴール左。前半ロスタイムにはハーランドが自陣から単独ドリブル、かろうじてスペインはDF3枚で何とか止める。

後半からスペインはファティに代えてオヤルサバル、ダビ・ガルシアを投入。すると後半4分、左からのクロスにフェラン・トーレスがシュート、これは味方に当たったがこぼれ球をスペインが拾って、最後はガビがうまく右に流し込んでスペインが先制。

ここでノルウェーはセルロートを入れて2トップに変更。18分に右サイドでの抜け出しから折り返しをウーデゴールが合わせるも、上手くミートできず大きく外してしまう。20分には後半から投入された18歳のヌサが、強引なドリブルからシュートもGK正面。

そこからしばらくは膠着状態、33分にオヤルサバルが右サイドから短いカットインで相手のタイミングを外すらしいシュートを見せるがポスト右。39分には左からのクロスにハーランドがラポルトの背後から飛び出しニアに合わせるがゴールならず。

後半ロスタイムは8分もあったが、6分にヌサのカットインシュートは力なくウナイ・シモンがキャッチ。あとはスペインが得意のボール回しで時間を消費、そのまま0-1で試合終了。スペインが勝利でユーロ本大会への出場を決めた。逆にノルウェーは3位でグループ敗退。本大会出場はネーションズリーグのプレーオフがラストチャンスとなった。

ハーランドにボールが入るとキープからの反転で一気にチャンスには出来るけども、逆に言うとそれしかノルウェーの形は無く、ウーデゴールも精彩を欠いた。今のパスサッカーよりも電柱を置いてロングボールのほうが可能性はあるように思うんだけど、ハーランドの存在が逆に足枷になっているのかもしれないね。

モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました