開幕戦はベンチスタート、終盤に交代で入っただけのプレイになった堂安は、2戦目のホームブレーメン戦で先発復帰。フォーメーションは4-2-3-1で堂安は右SHのポジション。対するブレーメンは3-1-4-2の形。
フライブルクはかなり攻撃的なサッカーで、マイボール時にはSBが高い位置に上がって2-3-4-1のような形になり、SHの堂安はあまりサイドに張らず、PAの幅以内の位置取りで縦に早く突破して来る、効率性を重視したスタイル。ただサイドが空く分、カウンターから一気にシュートまで持っていかれやすい諸刃の剣。
20分には中でパスを受けた堂安からスルーパス、シャッライのシュートはGK正面。23分にもシャッライのシュートをGKが弾いたこぼれ球をグリフォがシュートもバーの上。34分には右に開いた堂安のクロスがグリフォへわずかに届かず。44分には堂安がDFラインの裏に飛び出し、パスを受けてクロスも味方と合わず。
後半はブレーメンの攻勢で始めるが、8分に右からのクロスに堂安が中で競るも、頭で反らせたボールはバーの上。15分にはフライブルクがクロスから連続シュートもブレーメンGKパヴレンカに阻まれる。そして後半30分に堂安は交代。
終盤は圧倒的にフライブルクが攻め立てるが、ロスタイムにはCKからニアのヘッドがクロスバーの決定機が決められず、このままスコアレスで試合が終わるかと思われたロスタイム6分、右からのストレートクロスにマクシミリアン・フィリップがボレーを突き刺しフライブルクが先制、そして試合終了。
堂安は直接ゴールには絡めなかったが、ワイドに攻めるよりナローで直線的に攻めるフライブルクのスタイルは適しているように思う。もうちょっと周りの選手と息が合うようになれば、ゴールやアシストも増えてくるはずだ。