「久保は先制ゴールのアシストも、チームは失速でお約束のドロー」スペイン・リーガエスパニョーラ第2節 レアル・ソシエダ-セルタ

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ホームでの開幕戦をドローで終えたソシエダは、第2節も再びホームでのセルタ戦。ソシエダのフォーメーションは4-3-3で、前線はカルロス・フェルナンデス、バレネチェア、久保、中盤がブライス・メンデス、スビメンディの並びで、オヤルサバルはベンチスタート。セルタは4-4-2の形。

試合はいきなりCKからカルロス・フェルナンデスがヘッドもセルタGKビリャルがファインセーブ。4分にはサイドチェンジを久保が絶妙なトラップで前に出て、後ろから倒されるがイエローにはならず。10分にはセルタがカウンターからソテロのミドルがゴールポストに当たる。

14分、ソシエダはCKからこぼれ球を拾ったトラオレから縦パスを受けた久保がシュートも、相手にクリアされる。そして22分、久保がサイドチェンジを受けて縦突破、ファーに上げたクロスをバレネチェアがヘディングで決めて久保のアシストでソシエダが先制。

前半の給水ブレイクで、セルタはフォーメーションを5バックに変更、これで久保に対するサイドチェンジを封じ込められ、ソシエダは有効な攻撃がなかなか見せられなくなってしまう。

後半4分に中盤でボールを失ってのハーフカウンターからシュートを打たれるが、これはGKレミロがスーパーセーブ。後半はなかなかチャンスを作れないソシエダは、後半19分にバレネチェアとカルロス・フェルナンデスに代えてオヤルサバルとサディクが入る。

前線で全くボールが収まらないカルロス・フェルナンデスに比べると、サディクはまだボールキープが出来るのだが、そこからの判断が悪くてボールが繋がらず、久保にはガッツリマークが付いていて良い形でボールが入らない。

30分の給水タイム後に久保が下がると、ソシエダは5バックに変更して逃げ切り体勢。37分にはアイエンのクロスからブライス・メンデスが、ソシエダには久々のシュートも大きくバーの上。41分にはあわやオウンゴールという場面もレミロが防ぐ。

7分の後半ロスタイムには、セルタが立て続けにシュートを放つもレミロがことごとく防いでいたが、4分にCKから混戦の中でミンゲーサが押し込んでセルタが同点、そのまま1-1で試合終了、ソシエダは開幕からホーム2試合で未勝利という結果になってしまった。

ソシエダは明らかにダビド・シルバとセルロート不在の影響がカバーできていない。カルロス・フェルナンデスはほとんど満足にキープが出来ず、中盤に下がってボールを捌き、試合を落ち着かせたダビド・シルバがいなくなり、久保にマークを付けられると全く攻撃の手段が無い。

久保を下げた事で防戦一方になり同点にされた事で、イマノル監督に対する批判が見られるが、久保も明らかに疲れていたので仕方ない。久保を守備に戻らせないで済むポゼッションが出来ていないのが問題。守田取ったら役に立つと思うんだけどね~。

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