「三笘が1Aを含む3点に絡むも、チームはアピール合戦に終始」イングランド・プレミアリーグ第1節 ブライトン-ルートン・タウン

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イングランド・プレミアリーグ開幕戦、ブライトンの相手は31年ぶりにトップ昇格を果たしたルートン・タウンとの対戦。ブライトンのフォーメーションは4-2-3-1、今期はボランチがミルナーとダフードのコンビ、1トップがウェルベック、2列目が三笘、ペドロ、マーチというメンバー。ルートン・タウンは3-1-4-2の形。

ルートン・タウンは事実上の5-3-2のような形で、ポジション的にフリーになるエストゥピニャンがほぼボランチの位置まで上がり、三笘はサイドに張った状態でポジションを取っているが、あまりコンビネーションが見られず、たまに三笘がボールを持っても相手のWBカボレが完全マークで抜き切るのは難しい。

前半21分には三笘がサイドチェンジのボールを受けたがカボレに追いつかれてボールロスト。逆に23分には、ルートン・タウンのカウンターからカボレが抜け出しクロスからあわやという場面を作られる。33分にはグロスからのサイドチェンジを受けて三笘がシュートもバーの上。

すると35分、三笘がスルーパスから左サイドを抜け出した展開から、最後は三笘のクロスに中へ飛び込んだマーチがヘディングを決めて、三笘の開幕アシストでブライトンが先制する。しかし直後にはCKからルートン・タウンFWモリスにフリーでヘディングされるがGKスティールが防ぐ。

42分、三笘が相手のゴールライン際でカボレのクリアミスを拾ったが、シュートせずにマイナスの折返しでゴールならず、ここは打って欲しかったところ。43分にはヨーイドンでカボレに負けて、珍しく三笘が苛立ってボールを蹴ってしまいイエローカード。

後半7分、左サイドのFKからファーの三笘にボールが渡るもハンドの判定。14分に左サイドを抜け出した三笘にカボレが遅れてタックル、イエローカードを受ける。カボレは結局後半20分で交代。

そして後半24分、三笘が左サイドでボールを受けてダブルタッチから中へ侵入、ボールを受けたペドロがロッキャーに倒されPKの判定。ペドロのキックはGKカミンスキーの手に当たったがゴールイン、ブライトンが追加点を決める。ここでマーチとダフードが下がってアディングラとギルモア。33分にはウェルベックとミルナーに代わってファーガソンとフェルトマンが入る。

ルートン・タウンは後半35分にカウンターから右サイドでクロス、これがスライディングしたダンクの腕に当たってPK、これをモリスが決めて1点差。しかし39分、三笘が相手のパスミスを拾ってファーガソンにパス、エストゥピニャンのシュートはGKに防がれたが、相手DFが処理を戸惑った間にアディングラが拾ってゴール。

7分間の後半ロスタイムに、ルートン・タウンに攻められて2本の危ないシュートを打たれるが、5分にエストゥピニャンが左サイドへ飛び出してのクロスにファーに走り込んだファーガソンがスライディングで押し込みダメ押し、これで勝負あり。

三笘は1Aを含む3得点に絡む活躍だったが、開幕戦とあってか前線の選手がアピール合戦に終始、三笘のボールタッチ数は少なめでコンビネーションという点では物足りなかった。次節はアウェイのウルヴス戦なので、ブライトンらしい三笘が絡んだ崩しをもっと見たいところだ。

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