「両チーム合計12点のバカ試合で首位通過」AFC U-17選手権 グループD 日本-インド

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日本は引き分け以上でグループリーグ突破が決まる最終戦のインド戦。日本は4-4-2の形で、GK上林、DF小杉、永野、本多、柴田、MF川村、矢田、宮川、望月、FW名和田、高岡というメンバー。対するインドは中盤ダイアモンドの4-4-2。

試合は日本がボールを支配するも、つまらないミスパスが多くてハーフカウンターを度々食らう嫌な流れ。しかし13分、右サイドで柴田からニアゾーンに飛び込んだ矢田にパスが通り、折返しを左にいた川村が豪快に蹴り込み、最初のチャンスで先制点をゲットする。

20分にはまた川村のミドルがポスト、望月のシュートは左に外れる。27分にも名和田が高い位置でボールを奪って高岡がシュートもまたポスト、直後のCKから高岡のヘッドはクロスバーと、立て続けの決定機を決められない。

前半30分を過ぎると、日本は足が止まってプレスがかからなくなり、インドはDFからサイドチェンジやロングボールを多様、37分にはFWに裏を取られてシュートを打たれるが上林が何とか止める。

そんな嫌な空気を払拭したのが前半40分、日本はセンターサークル付近でボールを奪ってカウンター、名和田がドリブルからミドル、GKの前でバウンドしたボールを相手GKが後逸、日本がようやく追加点をゲットする。さらに45分、名和田が高岡のパスを受けてドリブル、シュートコースは甘かったがGKが逆に動いてしまいゴール。

3-0で折り返した後半、インドはぐっと前に出て来て日本陣内に攻め込むと、2分に左からのFKが流れで直接決まり1点を返される。5分にもバックパスのミスを拾われシュートを浴びるがスライディングで何とかコースが変わって外れてくれる。

苦しい流れの中、7分に日本はようやくCKを得ると、ショートコーナーからのミドルがゴール前の密集に当たり、こぼれ球を永野が押し込むと、9分には左からのクロスにニアへ飛び込んだ望月がコースを変えて5点目。

これで試合は決まったかと思いきや、17分に川村のパスミスからカウンターを食らって押し込まれると、20分にも永野の持ち上がりをカットされて決定的なシュート。21分に川村が股抜きからのドリブルを倒されPKを得るがコースが甘くて止められる。するとまた永野からボールを奪われ、キープしたのに再度奪われインドが3点目。

情けない失点で2点差まで詰められた日本は、27分に交代で入った中島がゴールを決めると、
インドも34分に斜めのパスに対して吉永が前に入られて失点、また2点差にされる。8分間の後半ロスタイム、日本は6分に山口が左足ミドルを決めると、8分に杉浦がGKの股間を抜くゴールで8点目、これで合計12点入ったバカ試合が終わった。

裏の試合でウズベキスタンがベトナムに1-0で勝利したが、得失点差で日本が上回って首位通過。W杯出場権がかかったベスト8は、グループCの2位オーストラリアとの対戦となった。

インドはプチベトナムという感じで、フィジカルは弱いけれど技術が高くてスピードとスタミナがある、決して侮れないチームだったし、日本はサブ組が入った先発だったのもあるが、それにしても4失点はあまりにいただけない。今日は森山監督の説教を一杯もらって、次の試合に向けて気を引き締めてもらいたい。

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