「LEGENDOのワンプレイで降格の大ピンチをひっくり返す」ドイツ・ブンデスリーガ プレーオフ第2レグ ハンブルガーSV-シュツットガルト

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シュツットガルトホームでの第1戦を3-0と意外な結果を受けてのブンデスリーガプレーオフ第2戦。ホームHSVは4-3-3のフォーメーション、シュツットガルトは第1戦と同じ形とメンバーで、遠藤はダブルボランチ、伊藤は右CBで先発。

試合はホームのHSVが勢いに乗った攻めを見せ、6分にドンペが中へ切れ込むドリブルからキッテルがパスを受けてゴール、HSVが幸先よく得点をゲットする。その後もシュツットガルトは自陣に押し込まれる苦しい展開。

これで2点目が入ると完全に分からなくなったところだが、前半17分にカウンターで遠藤が攻撃参加、ゴール前で繋いだボールが遠藤に渡り、左からのクロスをギラシがヒールでゴールに流し込んだが、VARでオフサイドと判定されノーゴール。

しかしこのプレイで試合のペースは少し落ち着き、シュツットガルトは伊藤らのサイドチェンジでHSVのプレスをいなして攻撃の時間を作る場面が多くなる。前半の終わり頃はまたHSVが押し込む流れになるが、何とかシュツットガルトはゴール前で跳ね返し続け、GKミュラーの奮闘で何とか1点差で前半を終了する。

後半3分、遠藤が抜け出しからのスルーパスをギラシが折り返し、飛び込んだミロが決めてシュツットガルトが同点に追いつく。その後はまた3点が必要になったHSVがボールを保持する展開は変わらないものの、ゴールに向かう迫力が無くなって試合は膠着状態に陥る。

すると後半19分、HSVのGKホイヤー・フェルナンデスがバックパスを痛恨のクリアミス、ミロが拾って押し込みシュツットガルトが大きな追加点。この後に小競り合いが発生、4人にイエローカードが配られる。ここでどちらも選手を交代、シュツットガルトはギラシ、ミロ、ソサが下がる。

これでシュツットガルトは余裕かと思いきや、28分に伊藤がサイドで振り切られて決定的なシュート、31分にも左右に振られてキッテルがシュート、直後にはドンペのクロスからニアでヘッドという危ないシーンを作られる。

さらに後半43分、HSVは一発のロングボールからケーニヒスドルファーが競り勝って抜け出し、GKをトラップで交わしたボールを伊藤がカバーしてクリアする。そして7分の後半ロスタイム6分、カウンターからカトンパ・ムブンパが切り返してゴールを流し込み3点目。これで完全に勝負あり。シュツットガルトはまたも1部残留、HSVは6シーズンぶりの1部復帰はならなかった。

第1戦が3-0で楽勝かと思われたが、最も避けるべき早い時間帯での失点を食らってしまって、危ない展開になってしまったが、遠藤のワンプレイで一気に戦況をひっくり返したのはさすがキャプテンである。既にシュツットガルトのレジェンドだけど、そろそろプレミアで見てみたいよね。カイセドが抜けた後のブライトンなんか良いと思うんだけどな~。

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