「三笘はヘロヘロ、チームは凡ミスからあっさり3失点」イングランド・プレミアリーグ第33節 ノッティンガム・フォレスト-ブライトン

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FAカップの準決勝でマンU相手にPK負けを喫してから、たったの中2日で迎えたプレミアリーグ。19位で降格圏にいるノッティンガム・フォレストとアウェイでの試合。

ノッティンガム・フォレストは3-4-2-1のフォーメーションで、三笘とマッチアップするのは右CBのオーリエ。ブラジルW杯のコートジボワール戦で2アシストを決められた選手である。対するブライトンは4-2-3-1で、1トップがエンシソ、トップ下には18歳のアルゼンチン選手ブオナノッテが入った。

試合はブライトンが圧倒的にボールを支配するが、疲労のせいか選手の足が止まりがちで、いつものスピーディな組み立てが見られずギクシャクしている。ノッティンガム・フォレストはCBにはボールを持たせて、カイセドとマカリスターのボランチにプレスをかけてショートカウンター狙いの守備。

前半3分にゴール前のこぼれ球を三笘がシュートも相手に当たる。5分には相手のカウンター、セットプレイと危ないシーンを作られる。さらに10分、エストゥピニャンが自陣PA内で不用意なキープからボールロストしたところで慌てて相手を倒しPK。しかしジョンソンのキックはすティースが読み切ってビッグセーブ。

16分には、三笘がボールを受けると見せて上手くセルフスルーからドリブル、2人をぶっちぎって折り返しをフリーのエンシソがシュートも、コースが甘くてGKナバスに防がれる。19分には中へ切れ込んだ三笘がミドルも威力無くナバスがキャッチ。26分には左サイドで止まってからヨーイドンで振り切って折り返し、エンシソがシュートも相手がブロック。

37分にはブライトンのカウンターから、前線で飛び出したマーチが落としたボールをマカリスターが狙いすましたシュートもわずかに右へ。しかし38分にブオナノッテが相手陣内でパスカット、マーチのカットインシュートをナバスが弾き、そのボールをブオナノッテが押し込んでプレミア初ゴール。

このままブライトンがボールをキープして折り返せば良かったのだが、ロスタイム3分にロディのクロスがグロスの足に当ってゴールイン、ブライトンが不運な失点を喫して前半を折り返す。

後半もブライトンがボールを持つ流れで始まるが、三笘はFAカップと同様に疲れからかボールが足につかないシーンもあってプレイに精彩を欠く。13分にカウンターからブオナノッテのパスを受けての決定的なシュートもしっかりヒット出来ずに右へ外してしまう。

ここでフォレストは4-1-4-1にフォーメーションを変更。すると23分にカイセドのバックパスを奪われ、ドリブルで持ち込まれてダニーロが逆転ゴール。ブライトンは反撃と行きたいところだが、選手の足が完全に止まってしまい、縦パスはことごとくミスになってサイドチェンジだけが攻め手になっている。

39分には久々に三笘がPA内で前を向き、ドリブルからクロスがフェリペの腕に当たったように見えたがノーファール。逆に後半43分、フォレストのCKでダンクが上げた手にボールが当たり、VARで当然のPK。これを決められ万事休す。10分のロスタイム、終わりにはマーチ、マカリスターとシュートのチャンスはあったがそのまま3-1で試合終了。

三笘は試合の序盤はまあまあ良かったが、後半は見るからにヘロヘロ。三笘は疲れて来るとボールタッチが雑になるからすぐに分かる。また中2日でウルヴス戦がやって来るだけに、いろんな意味で正念場である。

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