「相手のプレスに封じ込まれる中、遠藤が起死回生の同点ゴール」ドイツ・ブンデスリーガ第29節 アウクスブルク-シュツットガルト

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気がつけば、ブンデスリーガもいつの間にか残りがたったの6試合。現在16位とプレーオフ圏でもがいているシュツットガルトは、アウェイで14位のアウクスブルクとのシックスポインター。

アウクスブルクのフォーメーションは4-4-2で、シュツットガルトはいつもの3-4-2-1。前節は風邪で休んだ伊藤が右CBで先発復帰、遠藤はダブルボランチの右に入り、原口はベンチスタート。

試合は序盤から一進一退ながら、アウクスブルクがセカンドボール争いで少しずつ優位に立つと、8分にクリアボールを拾われて右からのクロスに飛び込んだベリオにヘディングゴールを決められアウクスブルクが先制する。シュツットガルトも13分に高い位置でボールを奪ってフューリッヒがシュートもアウクスブルクGKコウベクにハンドオフされる。

16分に遠藤が相手陣内でボールを奪ってゴール前に飛び込むも、クロスをギラシが触ってコースが変わり遠藤には届かない。20分に、右サイドへのパスに対して伊藤がスライディング、ボールに触れず倒してしまいイエローカードを受けてしまう。

アウクスブルクはボランチの遠藤とカラゾールに対してボランチの2枚がマンマーク、おかげでシュツットガルトはビルドアップに苦しみ、ハイプレスを受けて自陣で危ないボールの奪われ方が続くが、何とか前半を1失点のみで切り抜ける。

後半開始も、ホームのアウクスブルクがハイプレスで猛攻を仕掛ける。シュツットガルトはその時間帯もしのぎ切ると、21分には遠藤がワンツーからPA内に侵入するが、トラップが流れてGKにキャッチされる惜しいシーンも。

そして後半32分、アウクスブルク陣内でカトンパ・ムブンパが倒されFK、キックに反応してゴール前に飛び込んだ遠藤が、最初のシュートは相手GKに防がれたが、自らこぼれ球を押し込んで起死回生の同点ゴール。

その後はホームのアウクスブルクが攻勢に出るも、シュツットガルトもカウンターからカトンパ・ムブンパの折り返しをギリギリでクリアされるチャンスを作る。5分間の後半ロスタイムもシュツットガルトは粘り強く守りきり1-1のドローで試合終了。

伊藤は常時プレッシャーを受け、遠藤もマークされてシュツットガルトのビルドアップはボロボロだったが、失点を1に防いで何とか引き分けに持ち込めたのはラッキーだった。15位のボーフムが次節はドルトムントと対戦するだけに、シュツットガルトは次で是非とも板倉が待ち受けるボルシアMGに勝利したいところだ。

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