ブライトンのFAカップ準々決勝の相手は、4部相当でありながらサウサンプトンを破ったグリムズビーとの対戦。ブライトンはファーガソンの1トップに、2列目が三笘、ウンダヴ、マーチが並ぶ4-2-3-1、対するグリムズビーは5-4-1の守備的なフォーメーションで臨む。
試合は9人でガチガチに守るグリムズビーに対し、圧倒的にボールを保持するブライトンは攻めあぐねる立ち上がりだったが、6分にカイセドのミドルはグリムズビーGKクロコンブがはじいたものの、ウンダヴが押し込んでブライトンがあっさり先制。
その後はしばらくブライトンが攻めあぐね、三笘はDFライン裏への動き出しを図るがタイミングがなかなか合わない。33分には右サイドでグロスが浮いたクロスを上げて三笘がファーで合わせるが、右足アウトに当てたボールはゴール左に外れる。
36分には三笘が左サイドからえぐりにかかるが相手にカットされる。38分にはショートコーナーからグロスのクロスをファーにいた三笘がボレーもバーの上。41分には左に飛び出した三笘からマイナスのクロスを今度はグロスがボレーもまたバーの上。
ロスタイムには浮いたボールに競り合った三笘が激しく倒されファールの判定、直後には善戦に飛び出した三笘がキープ、マーチにパスをするが混み合ってシュートに行けず。そのまま1-0で前半を終了する。
後半からエストゥピニャンに代わってコルウィルが入る。3分にはマーチのクロスが相手に当たってクロスバーに当たり、跳ね返りをウンダヴがボレーも枠に飛ばず。しかし6分にPA内でファーガソンがマカリスターからパスを受けて、左足のトラップから右足でゴールを決めて追加点。
10分には三笘がカットインからシュートもジャストミートはせず、わずかにゴール右に外れる。12分にはウンダヴのスルーパスからマーチが折り返し、ファーガソンがフリーで決めて3点目もオフサイドの判定。
前半12分には左サイドを三笘が突破してPA内で倒されたかに見えたがノーファール。しかし25分にはウンダヴとのワンツーでファーガソンが抜け出し今度こそ3点目。その後もブライトンがボールを支配、42分にはウェブスターのアーリークロスにマーチが頭で合わせて4点目。
40分にはグリムズビーがアーリークロスをテイラーが落としてマカフィーがシュートもブライトンGKサンチェスが横っ飛びでセーブ。後半43分に三笘がPA内でヒールパスからアヤリがシュートは決まらなかったが、45分にサルミエントがボールを奪ってグロスのクロスを三笘がダイレクトで合わせ、シュートはDFに当たってコースが変わり左隅にゴールイン、そして5-0で試合終了。
三笘については、久保と同じように序盤のチャンスを外しまくり、今日は三笘の日じゃないと思われたのだが、最後の最後に帳尻ゴール。相手が相手だけにやりたい放題ではあったが、きっちり結果を出せて良かったんじゃないだろうか。次は好調のマンUが相手、移籍の噂が出ている相手だけに、きっちり結果でアピールして欲しいね。