「伊東がアシストを含む3点に絡む活躍」フランス・リーグアン第23節 スタッド・ランス-トロア

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リーグ戦14試合負けなし、PSGにもドローとしぶといチームになって来たスタッド・ランス。現在得点王の絶好調バログンが1トップ、伊東が右SHに入った4-2-3-1、16位のトロアは3-4-1-2のフォーメーション。

どちらもフランスのシャンパーニュ地方にある都市のダービーマッチとあって、互いに激しくぶつかり合う展開で始まる。セットプレイの機会も多く、9分にはトロアがFKから完全にフリーでヘッドもバーの上へ外してしまう。逆に10分、伊東のクロスからフリプがフリック、最後はムネツィが押し込みランスが先制。

トロアは5バックがほぼフラットに守るため、どうしても中盤にスペースが生まれ、そこをランスが前からはめるプレスをかけてセカンドボールを支配、終始ゲームをコントロールするが、なかなか追加点が生まれない。

25分にはマオリダのミドルをトロアGKガロンが弾いたボールに伊東がヘッドも、ガロンにはじき出される決定機。35分には伊東の縦突破からクロスにバログンが合わせるもヒットせず。しかし前半終了間際、ムネツィが落としたボールにマオリダが合わせ、上手くコースに飛んでランスが追加点を決める。

ランスは後半早々にも、伊東がボールを奪ってからドリブルで相手のマーク1人を剥がしてフリプにパス、フリプもボールを受けてすぐスルーパス、これに抜け出したバログンが今シーズン15点目となるゴールを決めてランスが3点目。

その後はランスが引き気味に守り方をシフト、伊東も中盤のラインまで下がって守備に回る時間が多くなる。25分にはゴール前に上がったボールを伊東がボレーシュートも上手く当たらず。

しかし後半36分、ランスのカウンターに伊東が右サイドを抜け出し、カットインからカユステにヒールパス、カユステのシュートがガロンの足に当たってゴールイン、伊東のアシストでランスがダメ押し、後半のロスタイムは無しで4-0のまま試合終了。

伊東は、1アシストを含む3点に絡む活躍。移籍した当初はとんでもないクソチームに行ったもんだと悲嘆に暮れていたが、監督が変わってからは快進撃。ブライトンのように、伊東のようなウイングが生きるサッカーになって来た。何とか欧州戦への出場権を獲得してほしいね。

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