「2試合連続ゴールの三笘、チームの勢いに火をつけて大勝」イングランド・プレミアリーグ第19節 エヴァートン-ブライトン

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前節はアーセナルに破れて9位のブライトンは、16位のエヴァートンとアウェイで対戦。ブライトンは1トップに18歳のファーガソンを先発起用、トップ下にはサルミエントが入り、三笘は前節に続いて左SHで先発。ボランチにはカイセドが復帰、アルゼンチンのマカリスターはベンチスタートの4-2-3-1。対するエヴァートンは4-3-3のフォーメーション。

試合序盤はホームのエヴァートンが攻め込む展開、前半5分にはイウォビが左からシュートもブライトンGKサンチェスがかろうじてセーブ。7分にはデイヴィスがシュートもサンチェスの正面。

しかし9分には三笘がカウンターから長いドリブルで相手陣内に攻め込むと、10分にマーチのクロスにファーで三笘がフリーで飛び込むが、何故か一瞬頭を下げて脳天に当てる謎ヘディングでバーの上に外してしまう。

すると前半14分、中央でボールを持ったカイセドから左サイドに張っていた三笘に絶妙なパスが通り、ワントラップで中へ切れ込むと、さらにドリブルでカバーの選手を外し、タルコフスキーの股間を抜いてシュートを突き刺し2試合連続のゴールでブライトンが先制する。さらに20分にも三笘の折り返しからファーガソンがシュートも左に外す。

26分には左サイドでボールを受けてライン際をえぐって折り返しも相手にカットされる。解説のチョン・テセから「三笘ってる」のフレーズをもらう。このあたりから、三笘はインサイドハーフのイウォビとSBパターソンのダブルチームで対応されるようになり、終盤はエヴァートンに押し込まれる流れで何とか前半を終了する。

後半も序盤は前半と同様にエヴァートンが押し込む流れ。しかし後半6分に三笘がカイセドからサイドチェンジを受けて中に返し、サルミエントがPA内に入って縦に行ってから股抜きの折り返し、ファーガソンがしっかり決めてブライトンが追加点。

さらに後半9分、右サイドでボールを受けたマーチが中へドリブルで切れ込み、ゴール左にシュートを決めてブライトンが立て続けに3点目。その直後にも、エヴァートンのFKからゲイエがバックパス、これをグロスが拾ってGKが出たのを見て浮かせたゴールを決めて4点目。これでほぼ試合は決まり。ここでマカリスターがW杯優勝後初出場。

後半24分、久々に良い形で三笘へボールが渡り、中へ折り返して繋ぐもマーチはシュートまで行けず。エヴァートンはその直後に折り返しが流れてグレイがフリーでシュートも、バーの上へ外してしまう。

もうここからはブライトンが守備専念、三笘も後半33分に交代してお役御免。後半ロスタイムにエヴァートンがイウォビがPA内でGKサンチェスに倒され、グレイのキックで1点を返したが、そのまま1-4で試合終了。これでブライトンは8位に浮上した。

三笘は、強烈な先制点を取った後は2人で対応されてあまり存在感は出せなかったが、その分は中や逆サイドが空いてマーチやファーガソンがフリーになっていたので十分貢献していたと言える。ただし前節もミスったヘディングの練習は必須だね~。

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