「初戦で惨敗したチームが2試合目を勝利する法則」カタールW杯コスタリカ戦展望

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今日の午後7時から、日本代表の2戦目となるコスタリカ戦が行われます。

日本は初戦でドイツに逆転勝ち、コスタリカはスペイン相手に0-7の大敗を喫した事で、もう世間は日本が決勝トーナメントに進出したかのような楽観的な雰囲気に包まれていますが、そんな簡単な試合にはならないと思っています。

実際、初戦をイングランドに2-6で大敗したイランが2戦目のウェールズに2-0で勝利、フランスに1-4で負けたオーストラリアがチュニジアに1-0で勝ったように、初戦に大敗したチームが2戦目で勝利を挙げる法則が続いています。逆にイングランドは2戦目でアメリカにドロー、ドイツに勝ったサウジがポーランドに0-2で負けているように、フランス以外は連勝を決めたチームがありません。

コスタリカ対スペインの試合を見ると、コスタリカは完全にドイツ戦の前半のように、スペインのパスワークに対してマークがはっきりせず、4-4-2の間でボールを繋がれてズルズルとラインが下がり、バイタルエリアからフリーでラストパスを展開されて好き放題やられていました。

ドイツ戦の後半から日本がガラリと変わったように、コスタリカもスペイン戦と同じチームには決してならないでしょう。3バックに変更して来る可能性もあり、ドイツ戦と同様にしっかり対策をしないと厳しくなると思います。おそらく、試合開始から激しいプレスをかけて来る可能性が高いので、前半にどれだけ我慢のサッカーが出来るかがポイントになるでしょう。

日本のスタメンは、ウイニングチームネバーチェンジの格言はありますが、中3日のスケジュールと暑さを考慮してターンオーバーをするのではないかと思います。コスタリカ戦にベストメンバーを出してさっさと決勝トーナメントを決めたいところですが、スペイン戦で楽をしようとは森保監督も全く考えてないと思います。従って、予想スタメンはこんな感じ。

GK:権田
DF:山根、谷口、板倉、伊藤
CH:遠藤、柴崎
MF:堂安、久保、相馬
FW:上田

形としては山根のサイドが上がり気味な形になるでしょうから、逆サイドの相馬にサイドチェンジ、そこから仕掛けてのクロスに上田が飛び込み、堂安や久保がこぼれ球を狙うような攻撃で行きたいところです。とにかく油断は禁物、ドイツ戦以上に集中した状態で試合に入って欲しいところですな。

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