アジア勢では最後の登場となる韓国は、南米3位のウルグアイと対戦。
韓国は4-2-3-1のフォーメーションで、ファン・ウィジョが1トップ、フェイスガードを付けたソン・フンミンが左SHで先発。対するウルグアイは4-3-3の形で、1トップがスアレス、ウイングがリバプールのヌニェス、レアル・マドリーのバルベルデという強力な前線。
試合の序盤は韓国ペース。前線からのハイプレスとセカンドボールへの反応の速さでボールを奪い、素早く前線やサイドにボールを送って大きな展開で攻める形が機能する。しかしウルグアイは前半20分にバルベルデが飛び出してシュートもわずかにバーの上。34分には韓国がサイドへボールを回し、折り返しにフリーのファン・ウィジョが合わせるもバーの上。
前半は韓国に押されまくったウルグアイは、前半43分にCKを得ると、ゴディンのヘッドはゴール左のポストに当たって決まらず。後半12分にはカセレスのタックルを食らってソン・フンミンが倒されイエローカード。
後半18分にはロングパスを受けたヌニェスが左サイドでマークを交わしてシュートも、韓国GKキム・スンギュがセーブ。ここでウルグアイは精彩を欠いていたスアレスに代えてカバーニを投入。
韓国は後半30分にイ・ガンインを含めた3人を交代して勝負に出る。33分には交代で入ったチョ・ギュソンがシュートもゴール右に外す。34分にはウルグアイがビニャ、デラクルスの2人を投入。36分にはヌニェスが左サイドからシュートもわずかにゴール右へ外れる。
ウルグアイは後半45分にバルベルデがミドルシュートを放つがゴールポストに激突。45分には韓国がGKのミスパスからソン・フンミンがフリーでシュートもゴール右に外す。後半ロスタイムにウルグアイはCKのチャンスはあったが、キム・スンギュがキャッチ。
結局そのまま試合はスコアレスドローで試合終了、両チーム合計で枠内シュートはわずか1という塩試合で終わった。裏の試合はポルトガルがガーナに競り勝ち、韓国がグループを突破するには次節のガーナ戦での勝利が必須となった。
ぶっちゃけ韓国が良かったというよりはウルグアイがあまりにショボすぎた。スアレスはほとんど何もしていないし、ゴディンおじさんは頑張っていたけど、スタメンは35歳以上の選手が3人と世代交代にも失敗、DFラインの押し上げがなくてセカンドボールを韓国に支配されまくった。今大会は日程もキツイし、コンディション差が勝負を分けるポイントになりそうだ。