「冨安はほとんどアンカー、守備のカバーをするだけのお仕事」イングランド・プレミアリーグ第14節 アーセナル-ノッティンガム・フォレスト

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現在プレミアリーグで首位を何とかキープしているアーセナルは、ホームで最下位のノッティンガム・フォレストと対戦。アーセナルは4-3-3のフォーメーションで、冨安が左SBに入り、3トップはジェズス、マルティネッリ、サカ、中盤はIHがウーデゴールとトーマス、アンカーがジャカという並び。対するノッティンガム・フォレストは4-5-1の形。

試合は当然アーセナルがボールを支配、ノッティンガム・フォレストが守備を固める展開が始まるが、いきなり前半5分に左サイドからサイドチェンジを受けたサカがクロス、中へ飛び込んだマルティネッリが頭で合わせてアーセナルがあっさり先制する。

その後もアーセナルの攻勢は変わらず、ほぼノッティンガム・フォレスト陣内にボールを押し込んでハーフコートでの試合展開が続く。前半11分にはCKから冨安が右足ボレーも枠には飛ばず。27分にはサカがロディのタックルを受けてネルソンと負傷交代。

アーセナルは75%ものボール支配率を記録しながら、前半43分には自陣でのガブリエルのイージーなパスミスをリンガードに拾われるが、ベン・ホワイトのブロックで何とか失点を免れる。

後半に入って5分、左サイドに流れたジャカから折り返しがネルソンに渡り、シュートはノッティンガム・フォレストGKヘンダーソンに止められたが、こぼれ球をネルソン自身が押し込んでアーセナルがようやく追加点。そして7分には、ウーデゴールの巧みなキープからジェズスが折り返し、ネルソンがまた押し込んで3点目。

冨安は相手のSBが全く上がって来ないので、中に入ってほとんどアンカーのようにプレイ。すると12分に冨安が絡んで右サイドへ展開、折り返しをトーマスがゴラッソなミドルを決めて4点目。直後にはウーデゴールのパスからジェズスがシュートもGKに弾かれる。

後半17分には冨安とマルティネッリがお役御免。後半30分にはジャカ、サリバも下がって余裕の選手交代。後半23分には中央をウーデゴールがこじ開けてゴールを決め、ダメ押しのダメ押しで5点目。その後もアーセナルがボールを支配したまま5-0で試合終了。

当然のように代表に選ばれた冨安は、わざわざオーバーラップして攻撃参加をするまでも無く、ジャカとトーマスが両方上がったらアンカーになるなど守備とビルドアップに専念、ミッドウィークに行われるヨーロッパリーグに向けて省エネが出来た感じですかね。

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