「久保と冨安が10人いれはW杯は優勝できる?」UEFAヨーロッパリーグ グループE シェリフ-レアル・ソシエダ

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前節にアウェイで対戦したシェリフと、今度はホームでの対戦となったレアル・ソシエダ。過密日程を考慮して久保はベンチスタート、セルロートとフェルナンデス、ダビド・シルバが前線の3人に入った中盤ダイアモンドの4-4-2、CBにはル・ノルマンが怪我から復帰。対するシェリフは5-3-2のフォーメーション。

試合はもちろんホームで実力が上のソシエダがボールを支配。序盤からチャンスを何度も作るがゴールはなかなか決まらない。シェリフもたまにソシエダ陣内に入ったら、中盤を押し上げてセカンドボールを拾い、あわよくばショートカウンターという狙いが見える。

20分過ぎには、ソシエダが連続で決定機を作るがどちらもゴールポストに当ってGKチェレアドニクに防がれる。しかし前半33分に、シェリフのDFゾウーリが2枚目のイエローで退場、ソシエダが数的優位に立つ。

しかしシェリフはFWを1人減らした5-3-1で後ろは同じように守り、ソシエダはなかなかゴールをこじ開ける事が出来ないまま前半終了かと思われたロスタイム、シルバからパスを受けたセルロートが右サイドでドリブル、そのままカットインで中央に持ち込み、左足でファーに流し込み先制ゴールを決める。

後半からソシエダはダビド・シルバとカルロス・フェルナンデスが下がってナバーロとカリカブルを投入、シェリフは4-4-1にフォーメーションを変更する。ダビド・シルバが下がってバイタルで仕事が出来る選手がいなくなり、ソシエダはボールを持つ割にはチャンスが作れない。それを見てか後半17分に久保が投入、右SHの位置に入る。

すると後半21分、相手のスローインからボールを奪って、ナバーロがオーバーラップしたリコにパス、これを左足ダイレクトで強烈なシュートを叩き込みソシエダがようやく追加点。29分には久保の浮き球パスに前線へ飛び出したゲバーラがボレーもわずかにバーの上。

その後も久保は基本的に右サイドに張ってボールを受け、ドリブルやスルーパスで攻撃の中心として機能すると、後半36分に左からのクロスを久保がラインギリギリの位置でヘッドで折り返し、これをナバーロが押し込んで久保のアシストで3点目。

39分には久保がワンツーからPA内に入って左へパスしたが、ここはシュートを打って欲しかった。42分にも右サイドで縦にドリブルからクロスもファーに流れる。45分には久保のパスを起点に最後はトゥリエンテスがシュートもわずか左に外れる。ロスタイムには久保がバイタルで縦パスを受けてターン、直後に倒されるがノーファール、そして試合終了。

ソシエダはグループステージ4連勝で首位をガッチリ。久保は後半途中からの出場で1アシスト。結果だけじゃなく、内容的にも完全に後半は攻撃の中心となっていた。左でもFWでもトップ下でも右でも、どこでも攻守に機能する万能選手になりつつある。久保と冨安が10人いればW杯優勝も夢でないのかも?

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