「久保は1G1A、内容よりも結果とチームプレイへの変貌」スペイン・リーガエスパニョーラ第7節 ジローナ-レアル・ソシエダ

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代表戦明けのレアル・ソシエダは、アウェーで11位の昇格組ジローナと対戦。ジローナにはレアル・マドリーからレンタル移籍中のヘイニエルがいるが、怪我で離脱中。

ジローナのフォーメーションは3-4-1-2で、ソシエダはいつもの中盤ダイアモンドの4-4-2で、2トップは久保とセルロート、トップ下がダビド・シルバ。ただしCB2人が怪我で離脱と守備陣に不安が残る。

試合は、ボールポゼッションはソシエダが上回っているのだが、ジローナは5-2-1-2のような形でサイドを埋めつつ、ソシエダのDFに対してプレスをかけて自由にパス回しをさせない狙い。

しかしソシエダは久保とシルバが交互に中盤へ下がってボールを受ける動きでリズムを作り始めると、8分にシルバのスルーパスに久保が左サイドを抜け出し、ダイレクトの折り返しをファーに動いたセルロートが押し込み、久保のアシストでソシエダが先制する。

ビハインドになったジローナは、WBが上がって3-4-1-2の形でハイプレスに変更、ソシエダとのハイプレス合戦の様相を呈する。20分には久保がシルバからパスを受けてシュートも相手に当たり、22分に高い位置でボールを奪って久保の抜け出しにパスが出るもコースがずれる。

すると前半23分、ジローナはリケルメがスピメンディのマークを股抜きで交わし、強烈なミドルをニアに叩き込んで同点。27分にはリケルメのクロスをクリアしたボールを折り返され、アルナウに頭で押し込まれて逆転。

31分には、久保が左サイドに張ってボールを受け、ドリブルで中へ切れ込んでターンを倒されるもノーファール。40分ごろからはジローナはまた自陣に引いて、ソシエダがハーフコートゲーム状態。そして42分にオフサイドギリギリで抜け出したセルロートが、クロスを胸トラップからニアにゴールを決めて同点。

後半開始早々の3分、ジローナは自陣からカウンター、FWのカステジャーノスが縦にドリブル、カバーに入ったエルストンドがあっさり振り切られて勝ち越しゴールを決められる。5分には久保がプレスバックでボールを奪い、相手4人を引き連れてシュートも、相手の足に当たってわずかに右へ外れる。

その後はジローナの勢いを何とか耐える時間帯が続くソシエダ。後半14分に久保の高速クロスは味方に合わなかったが、20分にブライス・メンデスのFKから味方が飛び込むが誰も触れず直接ゴールイン、ソシエダがまた同点に追いつく。さらに5分後、シルバのクロスをメリーノがトラップミス、これがスルーパスのような形になってDFと入れ替わったスピメンディが押し込みあっさり逆転。

当然ジローナは反撃、リケルメの連続シュートはソシエダGKレミロがかろうじて防ぐ危なっかしい流れ。35分には久保のプレスが相手のミスを誘ってセルロートがシュートもゴールポスト。そして後半39分、カウンターからドリブルで前を向くセルロートから久保にパス、久保は一瞬外に持ち出してから左足を振り抜くと、これがファーのポストに当たって入る完璧なコースに決まってダメ押し、これで完全に勝負あり。

久保はセルロートと一緒に後半43分にお役御免、そのままソシエダが5-3でジローナに勝利、リーグ戦で7位にまで浮上した。久保は1G1Aと大きな結果を出したが、内容的にはボールタッチの数は少なめでまずまずというところ。それでも焦れてフラフラ後ろに降りて来ず、前線からプレスを掛け続けていたところは成長の証、だんだん1人前のサッカー選手になりつつあるようで何よりだ。

 

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