注目された先発メンバーは、GK権田、DF中山、吉田、冨安、酒井、ボランチ遠藤、守田、2列目鎌田、久保、伊東、1トップが前田大然の4-2-3-1という意外なメンバー。
7分にクロスからフェレイラがドフリーでヘディングされるが枠外。11分に左でボールを受けた久保がカットインからシュートもDFに当たる。12分には久保のスルーから中山がクロスもGKにキャッチされる、
13分に久保が相手陣内でパスカット、鎌田がシュートもGKターナーに弾かれる。25分に、相手陣内で伊東がパスカット、守田のラストパスから鎌田が流し込んだゴールはいったんオフサイドと判定されたが、VARで認められて日本が先制する。
34分にはゴールやや右で久保が受けたファールからFKもGKがキャッチ。終盤はアメリカに押される展開になるがそのまま1-0で前半を折り返す。
後半から、酒井と前田、権田に代えて伊藤洋輝、町野、シュミット・ダニエルが入り、伊藤がCBに入って冨安が右SBに移る。20分に久保のスルーパスを受けた鎌田がカットインからシュート、惜しくもGKに弾かれる。23分には伊東と久保が下がって三笘と堂安が入る。
25分には堂安のドリブルから三苫にパス、シュートは相手に当たってCK。28分にも三笘にパスが渡るがトラップが流れてシュートまで行けず。31分には町野の折り返しを堂安がシュートもバーの上。アメリカも36分に吉田がボールを持ち上がったところを奪われ、アーロンソンがシュートも枠外で命拾い。
38分は遠藤と守田のプレスから中山のクロスを鎌田が中で合わせるが枠外。41分に鎌田に代わって原口が入り、3-4-2-1のフォーメーションに変更。すると後半43分、三笘が左から中に真っ直ぐ入るドリブルで2人をぶち抜き、ファーに突き刺さるスーパーゴールを決めてダメ押し。そして何故かロスタイム無しで試合終了。
まあぶっちゃけ、プリシッチを始めとしてベストから4人を欠いたアメリカはオーストラリア並に弱かったので、あまり仮想ドイツになってなかったのは残念。メンバー選考から言うと、町野がかなり厳しいぐらいで、あとはそんなに悪い選手はいなかった。ただ、吉田と中山は外れないだろうが不安が残る出来。
さて3日後はエクアドル戦。W杯2戦目で対戦するコスタリカをイメージしたテストマッチで、本番でもターンオーバーを考慮しての試合になるため、アメリカ戦に出ていないメンバーが多く起用されるはず。そこでどれだけ良い試合が出来るかで、本番への自信にも繋がるはずだ。