「グループ最強のスパーズに勝利、守田は前半に持ち味を発揮」UEFAチャンピオンズリーグ グループD スポルディングCP-トットナム・ホットスパー

スポンサーリンク

グループリーグの初戦はフランクフルトをアウェイで3-0の快勝と好スタートを切ったスポルディングCPは、2戦目でマルセイユを破ったスパーズとホームで対戦。

スポルディングのフォーメーションは3-4-3で、守田はリーグ戦を挟んで3試合連続のボランチで先発。スパーズも同じ3-4-2-1でケインとソン、リシャルリソンの3トップと、互いにマッチアップした形でのスタートとなった。

試合はアウェイのスパーズがググっと前に出てプレスを仕掛け、セカンドボールを拾う立ち上がり。しかしスポルディングはコンパクトで統率された守備ブロックで決定機を作らせず、7分には守田の縦パスを起点に、最後はゴンサウヴェスのシュートに繋げる逆襲を見せる。

25分頃からは再びスパーズが押し込む流れになるが、37分には守田のサイドチェンジからカウンターの場面を作るなど、決して一方的な展開にはさせず、徐々にパスを繋いで自分たちのペースに持ち込む強かさを見せるスポルディング。

前半ロスタイムには、スポルディングがエドワーズのドリブルからトリンコンとのワンツーで抜け出しシュートも、スパーズGKロリスに防がれる、この試合における最大の決定機を作り出す。

後半開始早々、ケインのクロスに右WBエメルソンがヘッド、5分のFKからエメルソンがシュートと2度の決定機がスパーズに訪れたが、スポルディングGKアダンが落ち着いて防ぐ。

スパーズは前半のようなハイプレス一辺倒ではなく、中盤で待ち構えてハーフカウンター狙いに切り替えると、守田もボールを奪われるシーンが多くなる。18分にはソンへのタックルがアフター気味になってイエローカード。

23分には久々に守田が高い位置で攻撃に絡み、惜しいクロスを出す場面もあったが、やはり疲れは否めず26分に交代。同じタイミングでスパーズのソン・フンミンも下がる。そして後半30分を過ぎるとスパーズの運動量が落ちてスポルディングがボールを支配する。

このまま後半44分を過ぎ、スコアレスドローで終わる雰囲気が濃厚だったが、45分に右サイドへのサイドチェンジからポロのカットインシュートはGKロリスに防がれたが、そのCKからニアでパウリーニョがそらしたヘッドが決まってスポルディングが勝ち越し。

さらにロスタイム3分、スポルディングがパスを繋いで自陣からカウンター、最後はシーズン初出場のアルトゥール・ゴメスが左サイドから股抜きドリブルでPA内へ切れ込み、そのままゴールを決めてあっという間に追加点、そして2-0で試合終了。

これでスポルディングは2連勝で勝ち点6、文句なしのグループ首位に立っているが、まあスパーズ戦は多少の運が味方したかなと。守田もマスコミが騒いだほどの大活躍というわけではなく、前半は良かったが途中から細かいミスが増えてペースダウンして行った。このレベルの相手とやるなら、もうちょっと守備のインテンシティが必要かな。

モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました