「中2日でお疲れの堂安、強烈なマークに苦しみスコアレスドロー」ドイツ・ブンデスリーガ 第6節 フライブルク-ボルシアMG

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第5節を終えた時点で首位という、絶好のスタートを切ったフライブルク。ミッドウィークにヨーロッパリーグをこなして中2日で9位のボルシアMGとホームで対戦。フライブルクは4-2-3-1のフォーメーションで、堂安が右SHで先発。

ボルシアMGは同じ4-2-3-1の形だが、CBで先発に定着していた板倉が、前節の試合でレッドカードを受けて出場停止、しかも練習中にひざの靭帯を部分断裂してW杯出場が危ぶまれる事態になってしまった。

試合はボルシアMGのほうがボールを持つ流れかなと思ったら、3分に左からのクロスが流れたボールを堂安が拾い、得意の左足でファーを狙うシュートを放つが枠を外す。ボルシアMGも15分には一発のカウンターからテュラムが抜け出しGKと1対1でシュートを放つも、コースが甘くてフレッケンに防がれる。直後にフライブルクもチェレが抜け出しシュートもゾマーに足1本で止められる。

中に寄ったところにポジションを取る堂安に対しては、ボルシアMGの左ボランチのコネがほぼマンマーク状態で自由にさせず、20分に堂安が前を向いてドリブルをした時もコネがすぐさま寄せてクラマーに倒されるもノーファール。25分には堂安から中へ折り返しもシュートまで行けず。逆にボルシアMGは27分、28分、29分と立て続けにチャンス、でもどうしても点が取れない。

後半も潰し合いの展開で、5分には久々に堂安が中でドリブルもやっぱりコネがすぐさま襲いかかってボールを奪われる。16分には堂安のヒールからチャンスもオフサイド。21分には右サイドでボールを受けた堂安がドリブルからクロスも味方に合わず。31分にはチョン・ウヨンが正面からシュートもGKゾマーが圧巻のセーブ。

堂安は後半36分にシャーデと交代、さらにグレゴリッチュに代えてペーダーセンを投入するも、そのまま戦況は動かず0-0のスコアレスドローで試合終了。今節は勝ち点1のみで、首位の座をウニオン・ベルリンに明け渡す結果となった。

さすがに中2日だとチームに疲れが見られ、堂安もコネとクラマー2人に警戒され、時折良いプレイはあったが存在感は薄かった。まだ今週もヨーロッパリーグの試合があるので胸突き八丁は続く。

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