「久保とダビド・シルバはキャプ翼のゴールデンコンビ?」スペイン・リーガエスパニョーラ第3節 エルチェ-レアル・ソシエダ

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前節はバルサに完敗したレアル・ソシエダは、今節はアウェイでまだリーグ未勝利のエルチェと対戦。ソシエダは中盤ダイアモンドの4-4-2で久保は2トップの一角で先発。これまで相棒だったイサクがニューカッスルに移籍したため、モハメド=アリ・チョーが初先発となった。

試合はソシエダがボールポゼッションで優位に立つ展開で始まるが、久保とチョーに対してはエルチェのCBがガッチリマーク、久保がポストに下がる動きは見せるが、スペースを作る効果だけで久保に縦パスが入る事はほとんど無い。

17分にようやくダビド・シルバからの縦パスをバイタルで受けると、18分にはカウンターから単独でドリブル、18分にはCKから久保が左45度からミドルシュートもかろうじてセーブされる。すると20分、久保が下がってCBが引っ張られたスペースにメンデルが入り込み、スビメンディのスルーパスが通ってフリーでのシュートが決まってソシエダが先制する。

前半25分にダビド・シルバからパスを受けて攻撃に絡むと、33分にはDFから縦パスを受けた久保がダビド・シルバとワンツーから右へ展開、クロスにチョーが飛び込む場面も。そして前半34分、メリーノからのパスを受けたチョーがPA内でフェイント、ここでモヒカに倒されPK。しかしメリーノのパネンカにGKが釣られず、あっさりキャッチで得点ならず。

41分には右に開いた久保にパスが通るが、クロスは相手に当たってCK。それを受けた久保のキックから、ファーにチョーとルノルマンが重なってしまい、シュートはヒットせず。

後半に入って3分、PA内のバイタルで久保が縦パスを受け、メンデスからダビド・シルバにスルーパスが通り、折り返しを受けた久保のシュートはGKバイーアにセーブされる。8分には左サイドに抜けた久保が折り返しもチョーには渡らず。

そこからはしばらくエルチェがペースを握り、13分にはセカンドボールを拾ったエルチェはグティのミドル、これはGKレミロがかろうじてセーブ。17分にはダビド・シルバから右サイドへ開いた久保にパス、折り返しをまたダビド・シルバが受けたがシュートまで行けず。

25分ごろからはエルチェがポゼッションで優位に立つ流れになり、後半33分にダビド・シルバと久保が同時に下がってイジャラメンディ、バレネチェアが入る。その後はさらにエルチェが一方的にボールを支配するようになるが、ソシエダは5-4-1のフォーメーションに変更して守備固め、そのまま逃げ切って1-0で試合終了。

久保はそんなに目立った存在ではなかったが、どれだけ久保が相手に囲まれていても、唯一ダビド・シルバからは平然とパスが出て、久保も当たり前のように狭いスペースで受けてしまうのには笑ってしまう。まるでキャプ翼の岬と翼のように彼らだけで世界が出来上がっているようだ。時間とスペースがシビアなだけにボールロストも多かったが、一発通ればビッグチャンスになるわけで、2人だけで得点を決めてしまう時が来るのも時間の問題だろう。

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