「ダービーに快勝しても、森保監督の視界には入りそうに無い原口」ドイツ・ブンデスリーガ第1節 ウニオン・ベルリン-ヘルタ・ベルリン

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昨シーズンはヨーロッパリーグ出場圏内に入る5位の成績を残したウニオン・ベルリンのリーグ初戦は、マガト監督が就任してプレーオフを勝ち抜き、奇跡の残留を果たしたヘルタ・ベルリンとのベルリンダービー。

ウニオン・ベルリンは3-1-4-2で原口が右のインサイドハーフで先発。シーズン後にマガト監督が退任し、新しくシュワルツ監督が朱雲したヘルタ・ベルリンは4-3-3のフォーメーション。

試合はダービーらしく、どちらもハイラインでガツガツ当たる展開。ラインを突破出来れば即チャンスになるため、序盤からゴール前のシーンが多く、29分にはケディラからのパスに原口が抜け出し、カットインからシュートも相手にブロックされる。

試合が動いたのは前半31分、左サイドをベッカーが突破すると、クロスを新加入のFWシエバチュがニアで合わせてウニオン・ベルリンが先制する。38分にもリエルソンがシュートもわずかに右へ外れる。

後半開始早々にも、CKからニアでシエバチュが合わせる決定機もヘルタ・ベルリンGKクリステンセンがファインセーブ。しかし5分にハベラーから浮き球のパスにベッカーが抜け出し、冷静にゴールへ流し込みウニオン・ベルリンが追加点。9分にもCKからクノッヘがヘディングを決めて3点目。

後半12分には原口がDFラインの真ん中を抜け出し、そこにシエバチュからのパスが送られるが、わずかにタイミングが合わず後ろへ抜けてしまう。ヘルタも15分にカウンターからシュートもウニオン・ベルリンGKレノウがしっかりキャッチ。

後半29分には原口が足を攣ってピッチに倒れ、その後も走り続けていたが後半34分に交代。ヘルタ・ベルリンは後半40分にルケバキオがカットインからゴールを決めて1点を返すが、ヘルタの反撃もそこまで。試合は結局3-1でウニオン・ベルリンが勝利した。

原口は相変わらず攻守に労を惜しまず走り回り、先制点の場面でもシエバチュの裏にしっかり走り込んでいるなど、いきなりフルスロットルで足を攣るまで奮闘。ハイプレスサッカーをするチームには欠かせないピースだけど、森保ジャパンの「自分たちのサッカー」に居場所を作るのはやはり厳しいだろうなと・・・

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