ベルギーでのデビュー戦は散々な内容になってしまった上田綺世。2試合目はアンデルレヒトとのホーム戦で、最初から4-2-3-1のワントップでの先発となった。
前節に比べると、まだセルクル・ブルージュが攻撃する機会は多かったとは言え、上田のプレイ機会は相変わらず少ないままだったので、時系列でレポート。
前半3分、強いパスを上手いトラップで収めたが、反転できず後ろに戻して相手にカットされる。
5分、クロスをファーで受けて左へ反転、角度の無いところからのシュートがファーに流れる。
前節とは違って、セルクル・ブルージュは選手間の距離が近くて出足が早く、9分までに相手へイエローカード2枚を与える展開。
18分、セルクル・ブルージュが高い位置でボールを奪って横パスを上田がゴールに押し込んだかに見えたが、奪ったシーンがファールと判定されてノーゴール。
24分、GKからのフィードに頭で競り勝って裏へ落とすが誰も拾えず。
34分、FKで競り合った場面でアブドゥルラザクが肘打ちをしたというVAR判定で、2枚目のイエローで退場、アンデルレヒトが10人になる。
44分、左からのクロスに上田がジャンプするが、わずかにボールは上を通過する。
47分、左に流れた上田にパスが通り、キープから後ろにいたトーレスにつなぐ。
50分、上田がスローインから足元に収めてポストから味方につなぐ。
後半3分、ハイボールの競り合いで倒されファールをもらう。
5分、左に流れてボールを受け、そのままスルッと反転して抜けようとしたが相手に奪い返される。
10分、アンデルレヒトがカウンターからクロス、アムズがフリーでヘッドもクロスバーの下に当たってギリギリ入らず。
13分、PA左からパスをもらった上田がカットインしようとして相手にボールが引っかかる。
14分、センターでパスを受けて相手と体を入れ替えて抜け出そうとしたが倒されてファール。
26分、上田が縦パスを受けて右サイドを上がってきたソマースに体を預けながらパス。
30分、アンデルレヒトのチャンスからセルクル・ブルージュがカウンター、デマンがスルスルとPA内に入り込み、折り返しをトーレスが決めてゴール。上田はファーにいたがボールは来ず。
31分、上田が浮いたボールを胸トラからキープ、相手に倒されファール。ここでデンキーが投入され1トップに入り、上田はトップ下に下がる。
38分、カウンターから上田が繋いでパス、リターンをもらったがタイミング合わずカットされる。
45分、上田が右サイドライン際でデンキーからボールを貰い、そのまま縦突破からパスを繋ぐ。
44分、カウンターから上田がドリブル、そのままキープして時間を使おうとするが、ボールを奪われる。
そしてそのまま1-0で試合終了、セルクル・ブルージュが2試合目でリーグ初勝利を飾った。
初戦よりはだんだん慣れてきたとは言え、ライン裏へ走り込んでも欲しいタイミングでボールは全く出てこないし、まだフィジカルとリーチの違いに苦労している様子。幻のゴールはあったけど、早く結果が欲しいところだね~。