「フランクフルトがPK戦を制し、長谷部と鎌田が20年ぶりにヨーロッパリーグ戴冠」UEFAヨーロッパリーグ決勝 フランクフルト-レンジャーズ

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スペインのセビージャ、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われたUEFAヨーロッパリーグの決勝。満員のサポーターはレンジャーズのファンが2/3を締めている印象。

フランクフルトのフォーメーションは3-4-2-1で、ヒンテレッガーが欠場のため3バックはエンディッカ、トゥータ、トゥレの並び、中盤がコスティッチ、ソウ、ローデ、クナウフ、シャドーが鎌田と復帰のリンストロム、1トップがボレというメンバー。レンジャーズは4-1-4-1の形。

試合はガツガツと激しくプレスを掛け合う展開。フランクフルトが中盤で組み立ててくるのに対し、レンジャーズは1トップのアリボを中心に前線へロングボールを集め、セカンドボールを拾う形が多い。鎌田は相手のアンカー、ランドストラムのマンマークを受けてボールがなかなか入らない。

前半12分に鎌田が左サイドでボールを受け、ドリブルで切り込むもGKマグレガーに防がれ、こぼれ球をソウがシュートもマグレガーにキャッチされる。20分にはクナウフがスルスルと右サイドを上がってシュートもマグレガーがセーブ、CKからフリーのリンストロムがシュートも上手くヒットせずと、フランクフルトに何度か決定機が訪れる。

26分にはレンジャーズがPAの前でターンからミドルもシュートは左へ外れる。30分にはCKからリンストロムがシュートも鎌田がブロックしてしまう。32分には相手CKからのカウンターでコスティッチが自分でドリブルシュートも右に外れる。37分にはレンジャーズがFKからランドストラムがヘッドもフランクフルトGKトラップが弾いてバーの上。

前半の終わり頃は、フランクフルトが中盤で組み立てができなくなり、レンジャーズがボールを保持する流れになる。2分にはフランクフルトがカウンターからクロスがファーに流れた鎌田に届くが、ヘッドが届かず後ろに流れてしまう。そしてそのままスコアレスで前半を折り返す。

後半4分、左サイドでボールを受けた鎌田からリンストロムがシュート、相手に当たってボールはわずか左に外れる。8分にはボレがPA内で倒されたように見えたがノーファール。すると12分に、相手のクリアをアリボと競ろうとしたトゥータがこけてしまい、アリボがGKと1対1になってシュートを決められレンジャーズが先制。ここでフランクフルトは長谷部が入る。

ビハインドを負ったフランクフルトは、後半22分にローデのパスを鎌田がDFラインの裏で浮かせたボレーも、ボールはクロスバーのわずか上。しかし後半24分、左サイドの密集からコスティッチがクロス、これをボレがニアで上手く合わせてフランクフルトが同点に追いつく。

ここでフランクフルトはリンストロムに代えてハウゲを投入。レンジャーズは前線にカマラを入れて4-4-2にするが、その後は両者とも攻撃の正確性が落ち、どちらも決定機を作れない。そのまま90分が終了し試合は延長戦に突入。

延長前半12分にはレンジャーズがPA付近からシュートも長谷部がスライディングでブロック。フランクフルトはハウゲが役立たず、クナウフも強引なプレイが多くて右サイドが機能していない。

延長後半、レンジャーズは無回転ミドルを放つがトラップがブロック、2分にはフランクフルトがハウゲの折り返しからフルスティッチがミドルもゴール右。後半9分にはレンジャーズ、10分にはフランクフルトのヤキッチがそれぞれミドルも決まらず。13分にはレンジャーズが右サイドを抜け出し、折り返しを詰めるがGKトラップが体で防ぐ決定機。そのまま120分間で決着はつかず勝負はPK戦へ。

PKは2人目までどちらも成功、フランクフルトは3人目に鎌田が登場するが、キックはポストをかすめて右に決まって少し冷や汗。レンジャーズ4人目ラムジーのキックはトラップが足で防いで失敗。フランクフルトはコスティッチ、ボレと全員が決めて勝利した。

フランクフルトは序盤の決定機をものに出来ず、終盤は運動量が落ちて苦しい試合になってしまったが、何とか気持ちを切らさず粘りきっての勝利。鎌田も終始相手のマークを受けて仕事が出来なかったが、まあ勝てばよかろうなのだ。

これでフランクフルトは42年ぶり2度目の優勝、鎌田と長谷部はフェイエノールトの小野以来20年ぶりの日本人ヨーロッパリーグウィナーとなった。おめでとう、鎌田、長谷部、フランクフルト!

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