「世の中サッカーどころじゃない」カタールW杯アジア最終予選 オーストラリア戦展望

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コロナのオミクロン株による第6波のピークが過ぎたと思ったら、今度はロシアがウクライナに侵攻、プーチンによる第二次世界大戦後に構築した世界秩序への挑戦が始まり、気持ち的にはサッカーどころじゃない状況ですが、一応は慣例なのでオーストラリア戦の展望を書いてみます。

日本は、酒井宏樹と大迫、冨安というこれまで代表の中核を担ってきた中心選手が欠場ですが、オーストラリアはムーイ、レッキー、アーバイン、ロギッチ、ロールズが不在、アーノルド監督もコロナでベンチ入りが出来ない状況と、さらに主力が不在で戦力的には日本のほうが有利な状態になっています。

しかし会場であるシドニーのスタジアム・オーストラリアはラグビーの試合でピッチが荒れ、しかも当日はずっと雨の予報でまともにパスサッカーが出来ない可能性が高いです。中盤の構成力は日本が上でしょうが、試合がロングボール中心の組み立てとなれば、高さで劣る日本にとっては不利な状況になります。

自分がオーストラリアの監督だったとしたら、とにかく前線にボールを放り込んで前からプレッシャーをかけ、セカンドボールを拾っての連続攻撃で相手のミスを誘ったり、セットプレイをもらって高さを活かしてゴールを狙います。メンバーが足りない状態でのパスサッカーは自滅するだけですからね。

従って、日本としては試合の入りで受けに回らない事。ラインを高く保って中盤との距離を近くし、丹念にセカンドボールを拾って確実にボールを回す事。そして中盤が前を向いたらサイドに人を走らせ、相手のラインを下げさせる事で、試合のペースを落ち着かせる事でしょう。

オーストラリアは最初からガンガン飛ばして来ると思うので、後半になるとペースはガタッと落ちるはず。そこまで辛抱して相手に得点を与えないでいれば、勝機は自ずからやって来ると思います。

予想スタメンは、以下の通り。

     浅野

  南野    伊東

  守田    田中碧

     遠藤

長友 谷口  吉田 山根

     権田

1トップの人選が難問で、ボールのターゲットとしては体を張って粘れる林がベターでしょうが、森保監督の信頼度(笑)からして浅野かな。CBも高さを考えたら板倉なんだけど、川崎組のコンビネーションに頼りっぱなしのチームなので、谷口が来ると予想。

今日の試合開始は18時10分で、悲しき勤め人の私はリアルタイムで試合を見ることは多分無理でしょう。かと言って、情報を遮断して録画に備えるほどの思い入れも無いし、温くネットで状況を確認する事になりそうです。

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