「南野がベスト8へ導く2ゴール、代表の右ウイング争いも激戦に?」イングランド・FAカップ5回戦 リバプール-ノリッジ・シティ

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カラバオカップの決勝では結局出番が無かった南野は、FAカップの5回戦ノリッジ戦では4-3-3の右ウイングとして先発。リバプールはサブメンバー主体で、1トップにはオリギ、左ウイングにはジョタが入る形。対するノリッジも4-3-3というフォーメーションでスタート。

試合は序盤から中盤で激しく争う入りで、どちらもファールが増える激しい展開。前半10分にジョーンズがカットインからミドルシュートもクロスバーに当たって外れる。14分にはCKから南野が絡んでチャンスを作る。

前半15分には、ノリッジもGKのフィードからチャンスを作るが、19分にリバプールはCKを得ると、こぼれ球を南野が拾ってシュートも相手に当たる。20分にも南野がバイタルで粘ってボールをキープ、味方につなげる働き。

すると前半27分、リバプールは中盤でボールを奪うと、南野が絡んで左サイドに展開。ツィミカスのクロスをオリギが収め、トラップからのパスを南野が蹴り込みリバプールが先制する。

さらに前半38分、リバプールはCKから相手DFが頭に当てたボールがファーで待ち構えていた南野に渡り、右足のトラップからシュートをニアに叩き込んでドッピエッタの追加点。これで南野は今期9ゴール目となった。

後半の序盤はノリッジペースだが、7分に高い位置で相手のボールを奪って南野がオリギに絶妙なスルーパスもわずかにタイミングが合わず。その後はすぐにリバプールがボールを保持する流れ。

12分にはフリーの南野が右サイドからふわっとしたクロスも、味方に合わせる人がおらず。24分、南野から右サイドをオーバーラップしたエリオットにパス、クロスファーのジョタがヘッドも枠外の絶好機。

すると後半31分、南野へのパスがミスになったところから繋がれ、最後はルップが見事なミドルを決めてノリッジが1点差に迫る。しかしリバプールも35分にカウンターから右サイドでボールを受けた南野がPA内に突撃、ラストパスは上手くつながらず。

さらにノリッジは後半40分に、ジョナサン・ロウが左サイドをドリブルで抜け出しシュート、枠内に飛んだがリバプールGKアリソンがかろうじて手に当てて防ぐ。しかしノリッジの反撃はここまで。その後はリバプールが試合をコントロール、何度かチャンスは作ったが追加点は決まらずそのまま2-1で試合終了、リバプールがベスト8へ順当に勝ち上がった。

南野については、前半はドッピエッタの大活躍だったが後半はやや息切れしてしまったかな。ポジションはいつもと違って右ウイングだったが、むしろ左よりもトラップしてからドリブルへの移行がスムーズで、サラーのサブで行けるんじゃないかと思った。でも代表だと右で出場するのは大変だから、やっぱり左で頑張ってもらうしか無いか。

 

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