前節は久保の活躍でアスレチック・ビルバオに勝利したマジョルカ。今節は3位の強豪ベティスとアウェイで対戦。
マジョルカは前節と同じ先発メンバーで、久保は4-4-2の右SHに入る。試合はほぼベティスがボールを支配していたし、久保も前半のみで交代だったので、久保のプレイを箇条書きで。
前半4分、久保が中に入ってマフェオが上がった状態で、マフェオからリターンをもらって前に進むも、相手の戻りが早くてクロスまで持っていけない。
5分、ゴール前で押されてからのカウンターで久保がボールを持つが寄せられファールを受ける。
6分、右でボールを受けて浮いたクロスをムリキに上げるがシュートまで行けず。
7分、久保が右サイドからワンツーを狙うが動き出しに追いつかれてリターンを受けられず。
10分、ボールを奪われた後、そのままプレスをかけて奪い返そうとするがファールの判定。
14分、マフェオからバイタルでパスを受けて浮き球クロスも、ムリキにはわずかに合わず流れてしまう。
16分、右サイドで横パスを受け、ドリブルから高速グラウンダーのクロスも、相手DFにスライディングでカットされる。
25分、右でのパス交換から左へクロス、アレックス・モレノのオーバーラップに久保のマークが遅れ、ヘディングを決められベティスに先制を許す。
30分、久保が中盤で前を向いて左に展開、クロスをムリキがシュートもポストに当たってゴールならず。
34分、久保が右サイドでパスを受け、ドリブルからシュートも相手に当たってCKに。
44分、久保が自陣でボールを拾ってカウンターを狙うが、ムリキが潰されて終わる。
後半から久保はイ・ガンインと交代、試合は両チーム1点を取り合って1-2の敗戦で終了した。
久保はほとんどの時間で守備に追われていたし、その割にはベティスの攻撃の核となっていたアレックス・モレノのオーバーラップに対し、久保が付ききるのかマフェオが対応するのか中途半端で、久保自身にも迷いがあった感じ。
以前に比べたら久保はしっかり守備をするようになったけど、1対1で止めきる能力はまだまだ。そこは今後の課題だろう。