試合は明日なのに、相変わらず自分の中で緊張感が一向に高まってこないアジア最終予選ですが、一応恒例の展望を書いてみます。
不動のレギュラーかつキャプテンである吉田と、アーセナルで確固たる地位を築いている冨安というCBのコンビがともに怪我で欠場、しかもオマーン戦でアシストを決めて日本の救世主となった三笘、セルティックでヒーロになっている古橋も怪我でいない非常事態。
中国は前回対戦した時の李鉄監督がオーストラリア戦後に辞任、同世代の代表メンバーだった李霄鵬氏が就任して初の試合となるため、中国の基本フォーメーションは4-4-2ですが、相手がどういう出方で来るのか全く分かりません。
2月1日にサウジアラビア戦が待っているだけに、中国戦は絶対に勝っておかないといけない試合ですが、手探りでの試合になってしまう事は避けられそうにないです。その場合、怖いのはサウジ戦で柴崎がやらかしたバックパスのように、意思疎通を欠いたプレイをしてしまう事。それを避けるために、出来るだけ「お互いが分かった」メンバーで組むのが正解だと思います。
そこでポイントになるのが、川崎フロンターレに所属している(していた)選手。現代表では、板倉、谷口、田中碧、守田、山根が該当しますが、幸いにも中盤から後ろの選手が固まっています。なので、彼らをなるべく多く起用してビルドアップの意思疎通を高めるべきだと思います。
とは言え、山根が酒井宏樹を差し置いて先発は考えられませんが、田中碧、守田、板倉、谷口の先発は十分アリだと思います。で、スタメン予想は以下の通り。ただ、森保監督なら植田を使ってきそうだけど(笑)。
大迫
南野 伊東
守田 田中碧
遠藤
長友 板倉 谷口 酒井
権田
うーん、たとえビルドアップがマシになったとしても、あんまり点は取れそうにないですな。となると勝敗のポイントはセットプレイ。板倉と谷口はヘディングでの得点能力が高いので、そこに期待したいです。