「強豪とのアウェイで価値あるドローも、原口は悔しい前半での交代」ドイツ・ブンデスリーガ第18節 バイヤー・レヴァークーゼン-ウニオン・ベルリン

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現在4位と上位につけているレヴァークーゼンと7位のウニオン・ベルリンという上位対決。ウニオン・ベルリンの原口は3-1-4-2の右インサイドハーフで先発、レヴァークーゼンは4-2-3-1のフォーメーション。

試合の序盤はホームのレヴァークーゼンがボールを支配。ウニオン・ベルリンはカウンターを狙うも、レヴァークーゼンのプレスが早くてほとんど良い形で攻撃が出来ない。しかしウニオン・ベルリンGKルーテがレヴァークーゼンの決定的なシュートをことごとく防いで失点を許さない。

しかし前半38分、レヴァークーゼンが原口が与えたFKのロングボールから基点を作り、ディアビのシュートはルーテが防いだものの、こぼれ球を好調シックがダイレクトで蹴り込みレヴァークーゼンが先制点をゲットする。

勢いに乗ったレヴァークーゼンがさらに攻め立てるが、ウニオン・ベルリンも43分には原口のドリブルからそのまま攻め上がってシュートを狙う場面を作る。すると45分にCKからのこぼれ球をトリンメルがミドル、これはレヴァークーゼンGKフラデツキーが弾き、ベーレンスのヘッドもまた止めたが、最後にプロメルが押し込んで同点。

後半からウニオン・ベルリンは2人交代、残念ながら原口はここでお役御免。すると後半5分、クロスのこぼれ球をクルーゼがフェイントでDFを交わしシュート、これが結果的にプロメルへのラストパスになり、右足で合わせてウニオン・ベルリンが逆転する。

その後しばらくはウニオン・ベルリンのペースになるが、クルーゼらが好機に決めきれない。逆に17分にはレヴァークーゼンがカウンターからシックのシュート、20分のパウリーニョのシュートはいずれもルーテがセーブと、レヴァークーゼンがまた盛り返す。

終盤はどちらもペースが落ちて中盤にスペースが生まれ、互いにゴール前のシーンが増える。34分にクルーゼのシュートがクロスバーに当たって決まらなかったのに対し、レヴァークーゼンは38分にベララビのクロスをターが高い打点のヘッドを決めて同点。

試合終了間際にウニオン・ベルリンはフォルクザマーが2度の決定機を迎えるがものに出来ず、オツィプカのシュートもゴールポスト。そしてそのまま2-2のドローで試合終了。

ウニオン・ベルリンにしてみたら、アウェイで上位のチームにドローは悪くない結果だけど、チャンスの数で言えば互角以上だっただけにもったいない試合だった。原口は悪くなかったけど、走り回った割にはチームに寄与できず悔しい前半での交代。まあ次に切り替えるだけだね。

 

 

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