「不調の鎌田さえ生き返らせる長谷部マジックで上位撃破」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 フライブルク-フランクフルト

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現在リーグ3位と絶好調のフライブルクに対し、公式戦で連勝とようやくリズムが出て来たフランクフルトが挑んだ試合。フォーメーションはどちらも3-4-2-1の形で、フランクフルトは長谷部がリベロ、鎌田がシャドーで先発。

試合はアウェイのフランクフルトがボール支配で上回る流れ。長谷部はDFラインを高く保ち、ボールを持ったら前線の動き出しに対して迷わずミドルパスを配給、明らかにビルドアップの質が向上している。

前半34分、長谷部からの縦パスに鎌田が潰れたところでリンストロムに渡り、パスは相手に当たったがラッキーにもボールが戻って来て、リンストロムがそのままゴールに押し込み先制。40分にはコスティッチからの折返しに鎌田がシュートも大きく枠外。

さらに前半44分、ゴール右25mの地点でフランクフルトがFKを得ると、コスティッチが蹴ったボールが誰にも当たらずそのままゴールに吸い込まれてフランクフルトが2点目をゲットする。

フライブルクは後半6分にFKからヘッドがゴールポスト、10分にもクロスからヘッド、11分には浮いたボールをシュートもゴールライン上でメロがクリア、逆にその直後にはフランクフルトがカウンターから鎌田がシュートもわずかにゴール右と激しい展開。

鎌田はピッチを幅広く動き、これまではそういう動きを見せても味方からパスが出て来なかったが、長谷部は見逃さず配給、ボールに良く絡んで対応している。残り15分になると、フランクフルトは自陣にゾーンを引いてきっちり守りきり、そのまま2-0で試合終了。

長谷部と鎌田はともにフル出場。鎌田は直接的な貢献度はまだ低いが、これまでより良く走ってチームにために働いていた。長谷部は今節のベストイレブンにも選出されたように、自在なビルドアップと持ち上がりでフランクフルトの攻撃力を一変させた。ビルドアップがしょぼくて攻撃陣が得点出来ない某代表に戻って来てくれないかなあ(笑)。

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